河井孝仁のシティプロモーション日記とか

姫路で播磨サンケイリビングさんのお仕事

昨日は、一昨夜入りした姫路で播磨サンケイリビングさんのお仕事。広報とシティプロモーションみたいな集まり。
兵庫県内の自治体の方が多く集まられていた。
私の他愛もない話の後に、加古川市、宍粟市、高砂市、豊岡市の取り組み紹介。
そこへ河井がいらんツッコミをするという企画。
加古川市の「政策を魅力として認知してほしい」との提起には「政策そのものではなく、その政策に関わらせて、幸せになる人の物語を提起してはどうか」とチャチャ入れ。
宍粟市さんは「河井の話を聞いて、発表内容変えるわ」ってことで、いい話をしてくれた。宍粟市がしっくりくる人は誰なのかを考えずに移住フェアで「うちのまちは自然あります」って言ってても費用対効果悪すぎとか。
高砂市さんは個々の取り組みは頑張ってる。戦略性考えてもいいかもと述べる。
豊岡市さんはエッジが利いているね!豊岡市が誰にとって選択されうるまちなのかを強烈に意識してる。クリエイティブもその線でしっかり。ブランドメッセージも明確。これからは、市民や庁内がこの線に共感できるのかがカギとのこと。どういう雰囲気のまちなのかがボトムアップできっちりできた上での今の取り組みなら十分に共感は獲得できるはず。人口を増やすというより一人あたりの活動量を増やす形のシティプロモーションができそうだが。
姫路を後に、大阪梅田に。
マッセで行なった研究会同窓会。
堺市、豊中市、寝屋川市、河内長野市、羽曳野市の友人たちや、マッセ事務局の友だちも。
楽しく過ごせた。
ところで姫路で午前に時間を作れたので、姫路市立美術館へ。
バロックという惹句だが、ザクっというと「17世紀大陸ヨーロッパの作品を、主にヨハネパウロ二世美術館の協力で、そこそこ集めてみました。」という展覧会。
あまり行けない美術館では、巡回企画展よりも常設展に期待していくわけだが、昨日は國富奎三氏寄贈コレクションが展覧されていた。
また、姫路市立美術館は建物や庭の彫刻に目を惹かれるものが多かった。
美術館で見かけたポスターで、姫路文学館で、天守物語×宇野亜喜良・山本タカトの企画展を行なっていることを発見。もう時間がなかったのだがどうしても見たいと雨中てくてくと文学館へ。
やはり出かけてよかった。
泉鏡花も宇野亜喜良も好きな雰囲気なので。山本タカトもいい味。
姫路で「えきそば」というものを食す。
これ、駅の蕎麦じゃないんだ!
中華麺をうどんだしの汁で食うという無国籍ハイブリッド。面白かった。
  1. 2017/02/18(土) 19:03:17|
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ゾウリムシ

某市のシティプロモーションについて。話を聞きながら、シティプロモーションは成果指標無しに始めると、高額なおままごとになるなあと改めて実感。
ブランドメッセージとやらはなぜ作るんですか。市民参加で、市民参加でという連呼はよさげですが、で、それによって何が生まれるんですか。
まさか、このままロゴと動画という三点セットですか。みたいな。こうなると単なる流行だね。シティプロモーションも。
自治体職員が自分で踊ってるだけじゃまずいんで。ステークホルダーに踊ってもらい、ここに生きること、ここに関わることへの納得と喜び、自らが存在することの意義を感じてもらう仕掛け作るのが仕事なんで。

午後は日本経営協会で、流山市の河尻 和佳子さん、三島市の小嶋さんという豪華メンバーセミナーでの司会兼コーディネーター兼賑やかし役。
楽しかった。
映画というコンテンツの力。フィルムコミッションの意味。地域で人が育つ仕掛け。
河尻さんから恋届について改めて教えてもらって、発見もあり。
で、小嶋さんがゾウリムシであったことの発見が収穫。
って……
小嶋さんって殻が硬くないんですよね。周囲と自分の間を隔てるはずの膜が薄くて、常に水の交換が周囲と自己の間で行われてる。
だから、ポジションを融通無碍にずらしながら最適解を見つけちゃう。既存のものに拘らず、新しいものをどんどん試していく。でも、膜はしっかりあって、自己崩壊はしない。
これは、個人としての小嶋さんもそうかもしれないし、惑うという映画制作に関わった「みしまびと」というNPOもそういう感じ。
『シティプロモーションでまちを変える』について、新潟大学の田村先生という方が書評してくださっていて、それが共同による配信なのかな、全国の多くの地方紙に掲載されていくんだって。
ほぉ〜。なんだかすごいもんだ。
で、今は姫路。
  1. 2017/02/17(金) 19:01:47|
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ゼミ連携発表会

昨日は大阪。府のアドプトプログラムについての見直しにかかる委員会。窓の大〜きい府庁正庁にての開催。
攻めるイインチョとして、委員の藤原さん、塩山さんの意見を引き出しつつ、事務局とともに、公共空間の官民連携管理について検討。行政が自らの存在を見せつつ上手に引くことで、どう民の力を誘い込むことができるのかという点が中心に。

その後大阪市立東洋陶磁美術館へ。
汝窯青磁の名品を堪能する。至福。
今日は、駒澤大学、大妻女子大学と弊学とのゼミ連携発表会。
学生たちは力を発揮してくれたと思う。
よくやった!
その後に3大学のお菓子懇親を経て、河井ゼミは怒涛の飲みに。
楽しく過ごせた。
ところで、神奈川県助成研究の一環として、WEBアンケートをやってみたのだが、シティプロモーションが地域のためにとどまらず、そこに関わる人々にとっても直接的な利得を付与できているとの可能性が見えてきている。
アンケートでは、自らが住む自治体の魅力を短い言葉で述べることができる市民は、そうではない人々に比較して、明確に「自らが意味のある存在だ」と考えていることが明らかになった。
私は、幸福とは物質的な満足以上に、自尊感情が重要だと考えている。
地域の魅力を語れることが、地域への親愛になり、その親愛の対象である地域をよりよくするために参画する。参画することで自らの存在意義を再確認できる。それが結果として自尊感情につながる。
ロジックとしては、こういう過程が成立しそうだ。
今後の研究のモチベーションとなる成果だと思う。
  1. 2017/02/15(水) 19:00:46|
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地域紹介動画作成

行政が地域紹介動画作成とかをデザイン会社とか代理店とかに委託している事例は雨後の筍の如くあるわけだが、それって、戦略としてのシティプロモーションと連携できてるんかい みたいな例がけっこうあるなぁ。
「これを動画のキャッチフレーズにしましょうか」って、何のキャッチフレーズなんだか。「年度末まで時間もないので、このキャッチフレーズでいきましょう」みたいな。
だいたい、キャッチフレーズってなんやねん。動画のためにまちがあるんじゃないから。
で、キャッチフレーズとブランドメッセージがごちゃごちゃになっているし。ブランドメッセージは「このまちは、どんな人が、どんなふうに暮らすのが『しっくりくる』の?」を、市民の関与を徐々に増やしながら考えて、そういうまちになれる可能性があるよねっていうのを言葉にするもんだと思っているし。
で、その言葉は、それぞれの市民や団体とかが、自分たちの暮らしや活動に引きつけて読み直しながら、進捗させて、まちの雰囲気を創っていくための仕掛けだから。
そういうの、市民の徐々に増えていく関与もなしに、あなたたちの会社で作って、首長がこれでいいんじゃないとか言って決めるの、はっきりいって最悪だから。
ブランドメッセージとか作ったところ、その言葉をそれぞれの活動に読み直すことで、まちの雰囲気が見えてくる、まちの雰囲気をつくりだせるようになってる?
単なる決意表明とかなってるところがあるような気がする。
決意表明って相当内輪っぽい。決意表明って傍から見ると、はぁ、勝手にやればって聞こえそう。
さて。
キャッチフレーズは、この市民の関与を徐々に進め・深めるための行動変容に向けたキャンペーンに目を向けさせるための言葉として使うんなら十分に「あり」だと思うよ。
でも、それはいわば蜉蝣みたいに、時期が終わればいなくなる必要がある。
そのキャッチフレーズはクリエイティブでしょ。クリエイティブとアートとは違うんじゃない?
クリエイティブってソリューションなんじゃないか。ある目的があって、そのフェイズが終われば、消えていく必要があるような。
アートは、そんな「解決手法」じゃないと思う。自分のために創るもの。よくわからない誰かに向けて作られるもの。
まぁ、クリエイティブでもその解決すべき目的を超えて残っちゃってアートになっちゃうのもあるかもしれないけど。
アート作ろうと思って、クライアントの話に対応するのはありなのかなぁ?一過性だから意義があるのがクリエイティブとか思う。
だとすれば、なぜ、このクリエイティブがこの課題を解決できるのかを言語化してもらわないと。
で、これって日曜に西荻窪にでかけて、僕が気にしている学生の一人がやっている写真展を見て、意見交換したことが元になっている話。素敵なやつはいるよな。負うた子に教えられだ。って背負ったら即セクハラだから、負ってない。
そういえば金曜日に毎日新聞の夕刊編集部の人となぜか藤沢駅の甘味処で話した。そこそこ面白かってたけど、記事になるんかな。大きな記事にしますとか言ってたから、数行は使うのかもね。自分で書いたわけじゃない識者談話とか、無責任に考えていて、自分ながら困ったもんだけど。
思い出したので追記。
これ、西荻窪に行く前に海老名で、海老名・座間・綾瀬3市エリアプロモーション絡みのグループインタビューに出かけて、オブザーバーのはずが場を仕切るというめちゃ嫌なヤツをやった時にも考えていたんだ。
その時のグルイン参加のみなさんが「まちを選ぶときはデータよりも雰囲気」って言ってたから。
  1. 2017/02/13(月) 18:59:23|
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自治体16タイプ別シティプロモーション

頭のなかで、自治体16タイプ別シティプロモーションのあり方と、そのニックネーム(←ここ大事^_^ 例えば「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」型、「障子を空けてみろ、世界は広いぞ」型とか。意味不明?。ま、ぼちぼち。)を考えるという生産的活動をしてた。

昨日は終了後に水戸芸術館の石川直樹展へ。
モノの見方について考えさせられるね。
金曜日は横須賀市と大磯町をヒアリング訪問。
横須賀市は以前はサービス訴求による人口誘引してたけどあんまりうまくいかないよねってことで、横須賀市が立てられる"エッジ"は何だろうって考えて、今のプロモーションしてるんだって。いいなあ。
同じ子育てしやすさでも、海のある子育てと、山のある子育てと、ビルの間の子育てと、お節介なおじさんおばさんのいる子育てと、み〜んな違うわけだしね。それぞれに合う人が、子どもがいそうだ。
横須賀市と大磯町は全然違うまちだもの。
そういう意味じゃ、シティプロモーションって、同じトラックを「せーの」で走って誰が速いって決める100メートル競走じゃなくて、ここってこれが面白いんだよ、あそこはあんなものが面白いっていう博覧会みたいなもんだよなあって思う。
水戸に行くと「そば眞」を訪ねる。臨時休業とか貸切とかでなかなか入れないことが多いんだけど、昨日はそこそこ食べて、ちょっと飲んで。幸せになりますな。
  1. 2017/02/11(土) 18:58:15|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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