河井孝仁のシティプロモーション日記とか

電子会議室は「一つ」の仕掛け

 参加しているメーリングリストに、こんなことを書いてみました。
 もともとの問題提起は、「電子会議室はコミュニティの夢を見るか」ってことじゃないかと把握してのコメントです。
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 私としては、市民個々だけを対象というか基点にはしないという姿勢で臨む。
 そうすることで、自分の気持ちのなかで「電子会議室はコミュニティの夢を見るか」という逡巡に、対処しているという状況ですね。

 「地域を経営する」ということを考えたときに、市民が直接、行政とか地域とかと結ぶ、侃々諤々するというパタンだけではないと思っています。

 市民が、市民をプリンシパル(依頼人)とするエージェント(代理人)であるNPO、企業、行政とともに、地域を面白くしていくという感じ。

 ちょっと言い方変えると、直接の主人公である市民以外に「中間」というか、「媒体」というか、「媒介項」というかを重要視したいってことですね。

 ま、砕いて言えば、電子自治体とかいうときもNPOや企業を大事にしたいってことで。
 そんなことで、例えば、NPOのWeb活用政策提案や電子町内会、島田のコミュニティセルに興味を持ち、勉強しています。

 こんなNPOや町内会や、目的を持った集まりなどが、「現場」からWebやITを使っていくことで、個々の市民と地域だけしか見えない時よりも、おもろい地域をつくれるんじゃないか。

 電子会議室やSNSやブログなど以前に、もともと存在する「集まり」(NPO、企業・・・・)。
 そうした存在を重要な起点にする仕掛けとして、ICTを使うことが意味があると思ってます。

 その意味で、電子会議室という、個としての市民が専ら登場人物である「場」は重要であるが「仕掛け」の一つにとどまるとも考えています。

 仕掛けの「一つ」だから、電子会議室以外の別のICT仕掛けが併存してもいい。というか併存した方がいいってことかなぁ。

 その「仕掛け」が有効か否かの評価についても考えると
 1 市民と代理人であるNPO、企業、行政との関係が、十分に評価・アカウンタビリティをもって成立しているか
 2 市民が地域経営に向けてエンパワメントされているか否か
 3 代理人相互(NPO・企業・行政間関係)が、十分に評価・アカウンタビリティをもって成立しているか
あたりが考察の基礎になると思います。

 そうした各項目を十分に満たすようなICT仕掛けが成立するのか(一つではなく束として)も、私にとっては重要な問題です。

  1. 2005/01/05(水) 17:46:56|
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河井孝仁

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