
何が課題なのか。
朝日新聞名古屋版に、静岡県の人口社会減が全国2位になったことについての記事。
主な理由を、工場の転出に求めている。確かに等閑視してはならないが、人口の社会減が何をもたらすのかについての分析がないまま、危機感を煽られても、何やらふわふわした内容に思われる。
社会減というマクロが、それぞれに住む人々の幸せや生活への意欲というミクロにどのような悪影響を与えているのか(本当に悪影響が圧倒的に大きいのか)丁寧な記事がほしい。
人口減った→あ、大変→工場誘致のため税金軽減・企業優遇→工場立地→(しばらくして)→海外移転 とかを繰り返すのではない仕組みが必要だろう。
そこには、やはり個々の「人の思い」を育むことに注目した施策や取り組みが求められるはず。
昨日は本郷で、公共コミュニケーション学会設立大会に向けた打ち合わせ。
また、お知らせしていきますね。
時間がちょうどぴったりだったので、池袋で、ウディ・アレンの『ブルージャスミン』
表面的には救いのない内容。でも、見てよかった。
先の朝日の記事に重ねれば、プライドというものの意味をゆっくりと考えさせられた。
アカデミー主演女優賞のケイト・ブランシェットはさすがの演技。
- 2014/05/12(月) 17:50:18|
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