河井孝仁のシティプロモーション日記とか

ミンナゴ第3回全体MTG

 昨日、名古屋でミンナゴ http://minnago.jp/ の第3回全体MTGに参加してきました。3名いる専門家ボードの1名という役回り。

 名古屋の学生を実行部隊に、名古屋への市民愛着・市民による名古屋オススメ意識形成を目的として行われているプロジェクト。もともとは観光客誘致を目的に名古屋市が電通さんに委託したものですが、まずは「うちから」ということで動き出しています

 ここで面白いのは、多くのシティプロモーションがコンテンツ先行であるのに対し、ミンナゴがネットワーク先行(並行)であること。人と繋がることを重要な要素として名古屋ブランドを考える。そのうえで、そのなかで、魅力あるヒト・コト・モノを見つけ、創り、紹介していこうという流れが見られます。

 今までは「魅力」として考えられていなかった名古屋のオモシロイモノ、ステキナモノ、ヒカレルモノを見つける。そのために名古屋で著名なブロガーをはじめ多くの人にあったり、ツアーを体験したり、地下鉄路線を自転車でひたすら走ったり。

 そのなかで、ミンナゴメンバー自身が、名古屋に気づき、愛着を持っていく様子も明らかです。

 今後創られるブランドブックも、名古屋のコンテンツ紹介と言うより名古屋を発見し訴求しようとするミンナゴの活動紹介になりそう。

 いわばミンナゴのミームが多様に伝搬していく仕掛けとしてブランドブックを創っていこうとしている点も興味深いなと思っています。

 ミンナゴがカンナゴ(観光名古屋)、ヒトナゴ(人と名古屋)、マチナゴ(名古屋という街の課題解決とイベント)、さらに、ジョシナゴ(女子から見た名古屋、女子が好きな名古屋づくり)、ゼミナゴ(大人と若者の連携)などにネットワークしつつ分派していく(いこうとする)成長形式も面白い。その際にもミンナゴ・ミームを伝搬させる船としての仕掛けは必要になるでしょう。

 ミンナゴメンバーの学生の笑顔が絶えないことも心強い印象です。それを兄貴役の電通の方がフォローしていく。

 多様な形のシティプロモーションはありえるでしょうが、ミンナゴ的なネットワーク先行(並行)型には注目したいです。

 そのうえで、このミンナゴが名古屋にとっての資源となっていくことも重要だと思っています。ミンナゴが名古屋を基礎にしたソーシャルビジネスとして緩やかなネットワークを維持しつつ、コアな部分が起業していくというような。

 それを可能にするために必要な支援は何かを考えていく。多くの機会を創り、共同による経験知を増やし、そこで得た暗黙知を形式知化し、訴求し、新たに自分にも、名古屋にも気づくことができて、鍛えられていく。そのために、大人ができるサポートは何か(もちろん大人側も重要な刺激を受け変化しつつ)、しっかり考えていく必要があると思います。
  1. 2012/02/07(火) 16:50:42|
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河井孝仁

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