河井孝仁のシティプロモーション日記とか

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『インターネットは民主主義の敵か』

キャス・サンスティーン『インターネットは民主主義の敵か』を読む。
刺激的な読書になった。とても簡単にまとめてしまえば、フィルタリングされた情報だけに触れることが可能になった時、それは共和制という政治形態に何をもたらすかという問題提起。
実際には完全なフィルタリングはないだろうし、ネットだけが社会生活ではないのであくまで思考実験というものになるかもしれないが、必ずしも浮世離れした考え方でない。
現在、討議・熟議の民主主義の重要性が議論されているなかで、インターネットの持つ偏りを生む力への目配り、あるいは危惧の表明は重要だ。
このことは共和制というような大きな物語だけではなく、地域やそこでのコミュニティ、あるいは安全で元気な生活にも関連している。
この書ではSNSについてはまったく触れられていないが、本書で主に想定されているだろうBBS以上に、SNSにそうしたフィルタリングの可能性は大きい。RSSもまた、そうした囲い込みを助長させる力を持つ。
また、先に読んだ『ブログ・ジャーナリズム』ではブログについて同様の危惧が表明されている部分もあった。
eコミュニティしまだに引き寄せて考えれば、共有ポータルをどのように機能させるのか、オフラインを十分に活発化させるのか等々、さまざまな思考に誘われる。
  1. 2006/04/09(日) 23:08:35|
  2. 読んで,書籍・・・|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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