河井孝仁のシティプロモーション日記とか

『ブログ・ジャーナリズム』

『ブログ・ジャーナリズム』(野良社)を読む。「ネットは新聞を殺すのか」の湯川鶴章氏が著者ということで関連読書のつもり。中身は鼎談の原稿起こし。
思ったより面白かった。ブログ云々以前に既存の新聞を中心とするマスメディアの問題点が指摘されている。これを北海道新聞で現役の高田昌幸氏、元新聞記者でガ島通信の藤代裕之氏が述べているところに、遠吠えではない説得力あり。なかでも高田氏の意見にはいろいろと教えられる部分多し。
一方、ブログの持つニッチメディア性がタコツボ化を助長する部分への指摘も的確。ただし、ブログポータルとか、エディターによるトラックバックなどによる是正が可能なのではないか。その意味ではSNSに終始することはいささか弊害があるのでは。関連するのかもしれないが、ブログの持つ「きざし」発現力が(おそらくは、テクノラティなどの中間媒介を経て)マスメディアとは異なるブームを作り出しうるというのは面白い。
さらに2chのもつ「ネタ」文化への指摘・因果分析も、私にとっては新鮮。
高田氏の言う「小さな言葉を使うことがいい」というのはイケてます。
  1. 2006/04/02(日) 21:45:13|
  2. 読んで,書籍・・・|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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