河井孝仁のシティプロモーション日記とか

「ニワンゴ」に注目

 ニワンゴ。 2ちゃんねるの西村氏とケータイコンテンツ企業のドワンゴが連携して始めるサービス。注目するのは、ケータイを利用したサービスについて「メール」のやり取りを主軸にしていること。
 あたりまえじゃんと言われそうですが、ケータイでなんらかのサービスを提供しようとすると、どうしても、まずWebから入ろうとする。そういうパタンがありがちでは。
 私自身、静岡県でケータイコンテンツ担当時代に、その罠(とは言い過ぎですが)に陥っていたんじゃないかと。

 ところが、当然のごとくケータイの利用シーンで最も多いのはメール。(その意味では、次善の策もWebではなく、カメラか?)

 「ニワンゴ」は、そのメールを基点にする。
 一方で、メール行き交いの背後に無機的なデータベースを持ち、データベースを参照しつつ回答を返し、あるいは質問を誘導し、「どもー」というフレンドリーさを装う。さすがに西村氏というところでしょうか。

 もちろん「基点」と書いたように、そこからWebへでも他のサービスへでも道案内をしていくことで、さらにムフフなサービス展開を睨むことが可能になり・・・。

 トルカなんかのサービスもそうしたメール基点という策略がイケていて、可能性があると考えてます。

 私にとっては、背後にあるデータベースがコミュニティによって有機的に蓄積される可能性、そこからうまれるコンテンツとコミュニティとの接続に興味津々ですね。
 さらに敷衍しての問いと答えが、一対一対応しない「ズレ(=モノガタリ)」を孕むことで生まれる「脱臼した接続作用」の可能性なんかは、ゾクゾクしちゃうかも。

 今日は、東京・千代田区で「災害情報コーディネーター養成に関する研究会」に委員として参加。ここでも、いろいろ面白い意見交換もあったのですが、上記に書いたことにかかわって<「空気」を供給するツールとしてのケータイ>なんぞということも、つらつら思っておりました。

  1. 2005/12/01(木) 22:47:02|
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コメント

このアイデアって、BBS時代に流行った「人口無能」ですね。 とりとめのない文脈を覚えていき、それを参考に妙な返事をするというチャットルームでお相手するものでした。 それが、メールになった感じです。 文章だけでは知性のかけらもでないことから、人口無能になったわけですが、さてどれだけ人間味豊かなご返事をするかどうかがポイントと思います。
  1. 2005/12/02(金) 09:01:45 |
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  3. そーめい #SIR.BgG2
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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