河井孝仁のシティプロモーション日記とか

ボローニャ実質初日

ボローニャ実質初日。
日曜なのでインタビューなどの取材はなし。
街歩きを精力的に。2万歩ぐらい歩いた。

日曜だからか、一部の観光スポットや繁華街以外は静かな印象。
とはいえ、整った美しい街という印象は部分的。石造りの、昔からずっとあったまちとしての淀みの蓄積みたいなものも感じるし、歩きタバコは多いし、ゴミもそこそこある。
一方で、ガイドなどでも紹介されている、巡らされた柱廊はさすがではある。これなら雨でもろくに濡れずに歩ける。
アーケードなどの安っぽさに比べたらいかんのだろう。

そんななかで面白いなと思ったこと。
書店がとても多い。いろいろなパターンの書店。
大型店も小規模も。
神田みたいに一部に集積しているというより、広く散在しながら、まちの風景としてたくさんある感じ。
1階が書籍、2階が書籍とシーズニングなどを中心とした食料品。3階が絵本なども含めた書籍とオシャレなレストラン。それらが溶けあって、相互陥入してあるような店も。
お客さんも多い。店員さんに積極的に質問している姿も見る。

博物館・美術館がそこかしこにある。それが博物館です、美術館ですという佇まいではなく、古い路地や通りの一隅に、ふと入口がある感覚。
国立絵画館という、おそらく重要な美術館も、入口がこんなに目立たないの?という印象。
当たり前にあるというか、特別のものとして意識されていないというか。
昨日入った美術館・博物館はいずれも、客はそんなにいないのは、ボローニャ自体が観光地を押し出してはいないからなのか。
国立絵画館には13世紀から17世紀ぐらいを中心とした作品が豊富に展覧されている。
特にボローニャ派と呼ばれるカラッチやレニの、バロック期の作品が充実。
どれだけドラマチックにしたいねん、という作品群。
近代美術館MAMboも規模はそれほど大きくないが楽しい。
特にボローニャ出身でほぼボローニャで生涯を過ごしたモランディの作品は惹きつけられる。
先日、東京ステーションギャラリーでもモランディの回顧展があったが、やはりボローニャで見るというのはいいな。
医療・科学博物館にもふらりと入ってみたが、なんだか変にすごかった。

大きなものも小さなものも含めて「広場」というか公共スペース的な場所が、改めて設えられているというより、ぽかっとある。
少し歩くと、そういう場所。大きな広場ではコンサートが、小さな広場ではひとが三々五々集まったり、なんか食べてたり。
こういうのも、まちをデザインとして考えるときに大事そう。

著名な斜塔(めちゃ傾いていて見ていて怖い)、今のボローニャ大学、解剖学教室含めた旧ボローニャ大学、マッジョーレ教会(絵画も彫刻も必見だが、このぐらいは当たり前なのか)などなども回ってみた。

あと、前や横を歩くカップルが不意に立ちどまったと思うと、抱きあったり、キスしてたりするシーンを何度も見た^^;
情熱の国である。

今日は市役所でのインタビュー。
あわせて、事前に調べてきた創造都市としてのボローニャや、協同組合による福祉・文化を中心としたソフトな地域基盤などのありようも、昨日のざらっとした一巡とは異なった調査的な目線をもって歩くつもり。
  1. 2017/06/19(月) 23:47:27|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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