河井孝仁のシティプロモーション日記とか

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ドローンを利用した地域づくり

昨日は、シティプロモーション事例分析研究会を新橋で開催。
今井 修 さんからドローンを利用した地域づくりについて講義を受ける。
ドローンが安価であることに驚く。写真のドローンで11万円とのこと。また、スマホと連携して、これほど高性能にピンポイントで動けるとは。十分に見守りにも使える。
今後、荷物を運搬できるような大型のものも含め、値段は更に安くなり、性能も向上していくだろう。
まず、考えたのは軍事技術に使われてしまいそうだなあという恐れ。
とはいえ、今回は地域づくりへの利用なので、不安は一旦封印。
こんなことが議論された。
ドローンって、高齢者が散住する、小規模集落が散在することのコスト、特に道路を始めとしたインフラ維持のランニングコストを相当下げることになるかもしれない。つまり、コンパクトシティのコスト面からの推進理由が少々弱まるかもしれない。いまのところ印象だが。
もちろん、ドローンがあれば問題解決ということではなく、地域に関わろうとする人がその地域、集落に存在すれば、育成されれば、ドローンの力を十分に活用可能になろうという意味で。
ところで、小規模集落で散住しつつ、都市的生活をするとなれば、インフラなどの一人当たりコストは当然に高くなる。
しかし、都市的生活ではなく、その集落に応じた(それぞれの「空気」に応じた)生活をするのであれば、都市への移住・集住促進の社会コストに比べ、小規模集落で散住したままの社会コストが受け入れられないほど高いのだろうか
小規模集落で下水道が必要なのか浄水槽ではだめなのか、農業が可能な小規模集落で食料を外部調達することが必要なのか。エネルギーの分散的調達が可能になるなら、センター・ハブ方式の電力ネットワークが必要なのか。
都市への移住・集住促進によっても社会コストは発生する。それを考えれば、小規模集落で半農半Xを前提とすることで、そのまま住み続けるという本人希望があれば、それを優先させることはできないのか。(ドローンによる社会コスト低減までを見込むのであれば、さらに。)
ここで、考えなくてはいけないのは、社会コスト=行政コストではない ということ。
行政コストが高くなるから、強い誘引によって都市集住させるということであれば、そのコストを、本人を含めた、地域に関わろうとする意欲ある人々の存在・育成によって負担する社会コストにし、行政コストを小さくするという考え方もありうる。
その社会コスト、行政コストをドローンが低廉化し、さらに小さくもできる可能性がある。
自治体全体ではなく個々の小規模集落について考えるなら、Uターン転入をすすめることで、とても大きなプラスのインパクトが生まれる。それは、わずか一人の60歳以上の高齢者であっても十分にプラスインパクトになる。時系列的な人口下げ止まりの点でも。
そのことは、地域の人々の推奨力が意味を持つことにつながる。60歳以上の方の持つ「人を呼びよせる」力にも注目すべき。
Uターンであれば地域にもハレーションが起きにくい。
それらの方が、それまでの都市的生活との違いによりストレスを生じ、地域でのクレーマーになるのではないかとの危惧については、彼らを「認めつつ」地域に着地させるフューチャーセンターの可能性に注目する。これもまた地域の参画総量と地域の「空気」の問題になる
ここで「空気」と述べることは、地域における「文化」ということにつながる。その地域にはどのような物語を埋め込めるのかという問題にも関わる。
高齢者の地方から都市への移住は、地方という地域の「空気」「文化」「物語」を失わせる。「空気」「文化」「物語」の担い手から、行政サービスの「顧客」になってしまうことは、この国にとっての問題にもなる。
散住する高齢者を強い誘引により都市に集住させるコンパクトシティが、プラスなのかは再検討すべきなのかもしれない。
今井さんからは、地域データを地図によって共有することで、地域の気づき、特に「人」の存在への気づきが生まれることも、具体的な取り組みから示してもらった。
それもデジタルで面的に見せることで、レイヤとして重ねたり、さまざまな可能性がありうる。
午後から竹橋の東京国立近代美術館へ。
山田正亮の回顧展。このようにして生きていくということへのざわつく感覚。
反復と深化と変化。また、その繰り返し、そして侵入と撤退。画面下の思考。
美術館の部屋で暮らすと何か起きそうな気がする。
続いて、押井守の自選映画集を京橋のフィルムセンターで見にいこうとしたら、確認不足で、昨日の夜は上映なし。
映画を観るつもりの頭になっていたので、万城目さんとのトラブルがあるらしいものの、まぁ面白いのかなと「本能寺ホテル」。品川にて。
まぁ、いいのでは。楽しく見ました。
  1. 2017/01/15(日) 20:14:16|
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河井孝仁

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