河井孝仁のシティプロモーション日記とか

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SIPSの共感の二重構造

今日は研究室でのデスクワークをそこそここなした後
Webメディア論の授業。少人数なので輪読と議論中心に。
佐藤尚之氏が提起する消費行動モデルのSIPSについてがテーマ。
そこで提起されたお話が面白かった。
SIPSの共感はまず狭いソーシャルグラフの中で起こる。そこでは狭いからこそ濃密な共感獲得が可能になる。例えば、あるブランドのコアファンというソーシャルグラフの中でSIPSは繰り返され、さらに濃密になっていく。
一方、そのブランドについて、既存ユーザーではない幅広い層(Aクラスタ)への認知獲得が実現できたとする。
この時の認知獲得はブランドに対してネガティヴな情報内容による認知獲得でも構わない。
この時の認知獲得力が極めて強い、例えば強いネガティヴな内容だったりすると、関心惹起フェイズをバイパスして、情報探索に移ることが起きる。
あるいは関心惹起が可能になるようなターゲティングをされてネガティヴ情報が伝播された結果、Aクラスタの一部が情報探索に移ることも考えられる。
-そんなに変なヤツなの?
そんなにダメなの?
どんなにダメなんだろう、ちょっと検索してみようかという状況。
この時に、コアファンのブランドへの共感が強く、情報発信力も強いと何が起きるか。
ネガティヴな内容に興味を持って情報を検索したAクラスタは、強い共感を持った情報に曝されることになる
結果としてAクラスタはブランドに取り込まれる。
-めちゃ叩かれてるけど、ホントはいいヤツやん。むしろ、応援したくなるな。
ここからの教訓は、大きな利得を得ようとするならば、コアファン=アドボケイツを共感の網によって搦め捕りつつ、それらのアドボケイツに強い情報発信力を持たせること。
さらにネガティヴでも構わないので、認知獲得力の高い情報を広く投下すること。むしろネガティヴなほうが拡散しやすく意義を持つかもしれない。
これによって、Aクラスタ=普通の人々の相当程度の支持を獲得できることになる。
今日の授業はそんな感じ。なかなか楽しかった。
トランプ、オウム真理教、ヒトラー、指原莉乃。いずれもがマイナス情報が伝播されながら、最終的には程度の差はあれ、勝者になる。いずれもが強固なアドボケイツを持っている。
なんてね。
授業終了後に神奈川県中井町へ。
自治会役員向けの講演。
それなりに掴めたかな。
ところで、Amazonで、拙著『シティプロモーションでまちを変える』の書影がやっと見られるようになった。
こんな感じの本ですな。
  1. 2016/11/12(土) 23:47:53|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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