河井孝仁のシティプロモーション日記とか

新潟県中越地震での情報連携

 今日は、ちよだプラットフォームスクェアで、新潟県中越地震の際の(私のテーマとしては)情報連携に係る研究打合せを10人ほどの関係者によって行った。私からは、2月初旬に伺った長岡市内の3つのNPO(ながおか生活情報交流ねっと・住民安全ネットワークジャパン・長岡子育てライン三尺玉ネット)と商工会議所での聞き取りを基にした報告のラフ案を紹介した。
 内容としては、必ずしも災害対応をミッションとしていないNPOが、災害時にそれぞれのミッション(例えば乳児を中心にした子育て支援)に応じた有効な情報発信をしている状況、長岡商工会議所が「災害時情報」という意味でも結節点になりうる力を持った主体と考えられること、を知見として説明。そのうえで、それらの情報が個別に流されてしまい、情報を必要としている人に「届く力」を十分に持てていないことを課題として示した。それに対する一つの対応方法として「情報バッファリング(情報の所在を集約しつつ、いったん情報蓄積をすることで継時的な利用も可能とする機能)」を行うサイトや組織の必要性を述べた。これについては、伺ったNPOの一つである「ながおか生活情報交流ねっと」のRSSリーダーを活用した自動情報収集サイトに、ひとつの可能性を見ていることも説明した。
 これに対し、参加者からは、発災時から復旧、復興に至る時系列による分析の必要性や、単に情報バッファリングにとどまらず、より課題解決的なアプリケーション提案の必要性などについてコメントをもらった。
 今後、CATVの対応やFM放送の対応なども加味し、平時から災害時にかけての広い意味での公共セクターにおける情報戦略的な発想を持った報告をまとめたいと考えている。
  1. 2005/03/10(木) 23:29:37|
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コメント

はじめまして。ちよだプラットホームスクエアのテナントのNPOに所属しております、Lukeと申します。トラックバックをさせていただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
私のブログのRSSでつながりを頂いております乾物屋さんという方が、阪神淡路、新潟中越の被災地支援ボランティア活動をされております。よろしかったらご訪問下さり、交流していただけたら幸いです。
私自身も「ちよだ」をよく訪問しておりますし、医療や情報発信という観点からこれからも記事を書いていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
  1. 2005/03/13(日) 08:55:16 |
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  3. Luke #79D/WHSg
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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