河井孝仁のシティプロモーション日記とか

第三の知識資産と地域情報化研究会@グローコムと立石稲荷縁日

 いくつかの発見のあった日。まず、日本経済新聞の経済教室で松原宏さんが「知識資産」について経済地理学の立場から書いている。特に「第三の知識資産」への注目を強調。第三の知識資産とは「地域外の人間がその地域に対して持っている知識であり、地域のイメージや評判、記憶も含まれる。」とのこと。(個別商品についてのそれに止まらない)地域ブランドの考え方に重なるものがある。そのとき、「イメージ、評判、記憶」と言われ、しかも、それを地域外からと言うなら、インターネットによるネットワークとリアルとの連携というソリューションがすぐに思い浮かぶ。大きなフレームでのブランド管理に基づく、地域外からの「引き込み」を図るということになる。では、そのための仕掛けは? 地域メディアがその役割を果たすだろうが、例えばそれが、ブログ、画像ブログ、動画ブログとして発表され、そのブランドが推奨するRSSリーダー向けモデルフィルタリングが配布されるなら、さらにトラックバックやコメント、wiki活用による協働のブランド育成が図られるとするなら・・・。思いは跳ねるが、実はそんなことを「eコミュニティしまだ」でも企んでいる。
 次の発見はグローコムが立ち上げた地域情報化研究会。地域情報化の定義を自治体という行政から取り戻していることを歓迎する。また地域のアクティビズムの発揮を地域情報化の目的にという点も賛同(単に「元気にする」というほうがいいような気もしますが)。こうした背景をもった研究会が今後「地域情報化教科書」(ウェブでは「地方情報化教科書」?)を作成するという。興味津々。一方で、こういう場に立ち会える研究者を羨ましくも思う。例えば、私は、こうした研究会からのアウトプットを受けて、どのように研究や実践を進めるのか。単に応用ではなく、新しい付加を試みなくてはならない。
 ということで、島田に戻る。今日の記事タイトルの「立石稲荷縁日」。これはeコミュニティしまだの「コミュニティおおつ」セルがアップした記事。単なる地域のお祭りと言ってしまえばそれまでなのだが、巨石との関連や、焼津の漁師、島田の芸人が参加していたなど、横のツナガリなど、写真も含めて不思議な感覚も覚える。もとより、専門領域では既に答えのあるところかもしれないが、そうした「不思議」について歴史や時間を深掘りしていくことで、島田という地域の奥深さも確認されていく。これがブログで発信され、共用ポータルで露わにされ、あるいは他のRSSリーダーで読まれて、最初の「発見」で述べた第三の知識資産を誘う仕掛けになることをボワリと考えている。
  1. 2005/03/08(火) 16:51:19|
  2. 読んで,書籍・・・|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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