河井孝仁のシティプロモーション日記とか

五島市のブランド明確化 物語から直接ではない形でことばを導く手法

長崎にいるわけだ。
一昨日の岐阜から、いったん浜松。で、昨日はANAで福岡経由五島市へ。

五島福江空港から市内へ。市の皆さんと楽しく食事。お造りも太刀魚の塩焼きも美味、美味。結構飲んだな。
今日から五島市のブランド明確化のための、Iターン、Uターンの皆さんを多く含むディープキャラバン隊による、ブランドメッセージ提起ワーク。

既に、20の地域魅力を各人がそれぞれ提示し、その魅力を用いて五島市で幸せになる人を主人公にした3つの物語を各班で形成し、さらに、その物語を基礎にした各班3つ、計9つの五島市の「力」の言語化は終わっている。
また、物語を仮想体験するキャラバンも行なった。
その前提で、那須塩原市、富士市、北上市のボディコピー、サブメッセージ、メインメッセージによる構造化されたブランドメッセージを先行事例として確認。

これに倣って、五島市のブランドメッセージ案を提起するための、今日はボディコピーづくり。
普通、この部分はコピーライターなどのプロフェッショナルに依頼するところだが、五島市のディープキャラバン隊がここまでに見せた、培った力に期待して、集団によるボディコピーづくりに挑戦。
まず、ここまでの魅力提起、物語作成、五島市の「力」を振り返りつつ、ボディコピーを構成し得る言葉を、一人20個提示。
今日は7名2班の構成だったので140の言葉が生まれる。その言葉を班内で共有。続いてワールドカフェ方式で逐次全員が共有。
敢えて、自らの班ではなく、もう一方の班が提示した60ないし80の言葉を基礎に、それぞれボディコピーを検討、作成。
こうして、他者の言葉を利用する形をとることで、独りよがりにならずに客観的に、想像力を用いながらボディコピーが作製されることを狙いとする。

それぞれの班でボディコピーの第一次案ができたところで、第一次案をもう一方の班(の半数)に説明し、質問や提案を受ける。
再び、もとの班に戻り、受けた質問や提案を踏まえて、ボディコピーを修正し、第二次案を作成。
期待以上に素晴らしいボディコピーができた。
確かに五島とはそういうまちだと沸々と意欲される。
個々の力と形成に至るデザインの力だと自賛^^;
今日はここまで。

今後、メインメッセージ、必要に応じサブメッセージを添え、市幹部の確認を経て、市内でのワイガヤ、サポーター付きブランドメッセージ総選挙に移っていく予定。
いい6時間になった。

この間、昼食に長崎のソウルフード「トルコライス」を市内カフェレストランで食す。
カレーピラフ、ナポリタン、豚カツという必須三要素に加え、キャベツサラダ、ゆで卵、クリームコロッケも付くというなかなかのもの。
完食したが、夕飯はほぼ抜きと相成った^^;
で、五島福江空港から長崎空港へ。今は大村市ということになる。
  1. 2017/07/29(土) 23:49:16|
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宮城県壇蜜さん動画

一昨日の岐阜県庁職員向け広報戦略研修。
例によって、講義+メディア活用戦略フォーマットという基本パターンだが、今ひとつしっくりこなかった。
で、思ったとおり、受講者による相互評価が不十分。
10月にも同様な研修があるので、時間配分を見直し、「評価力」をつけるワークを組み込もうとおもう。試験的にほかの研修でもやってみようかと考えている。

研修昼休みに、東京新聞からの有識者コメントどり電話に答える。
来るかなあと思っていた「宮城県壇蜜さん動画」について。
行政は税金を強制的に徴収することによって成り立っている。つまり、商品購買や株式購入という自発的な資金提供によって成り立っている民間企業とは異なるんだってこと。
これを考えれば、どんな形でも認知さえ取れればいい、のではなく、
「私の税は的確に使われている」という広範な納得を得つつ、認知を獲得することが求められる。
つまり、多様な視線に耐えうるという意味でのダイバシティを無視したメディア活用の取り組みは、行政としては不適切だということだ。
ぶっちゃけ言えば「目立ったからいいじゃん」というのは、自らが公共機関であることを理解してない発言だよね〜ということ。

あるいは壇蜜さん動画が、中年男性をターゲットとしているとしても、
それが【納得獲得】フェイズを等閑にした、ターゲティングによる関心惹起フェイズから入ろうとする取り組みであるなら、
やはり、ダイバシティを無視した罠に嵌る。

ま、そのコメント結果。
ある程度の意図は伝わっているが、単に「エロはいけません」とかいう狭い見解ではないんだな。
ま、識コメでこれ以上求めることが無理筋であることは理解。
  1. 2017/07/29(土) 23:47:50|
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日吉、飯田橋、水天宮。大学。

で、昨日は愛すべき猥雑なまち赤羽のホテルから、横浜・日吉へ。
慶應義塾大学日吉キャンパス。
副査を務めている博士論文の公聴会に。
協働を実現し成果をあげられる場のモデル化を主題とする博士論文について発表を受け、ディスカッション。

学習の場の構造、それを受けての実践の場の構造を分析した博論は、興味深いものであり、わたしの提起する地域魅力創造サイクルを精緻化するためにも役立つ内容だった。
柄にもなく英語で質問したりして、アカデミックな雰囲気を堪能。
こういう場に来るたびに書籍だけではなく、しっかりとした論文を書きたくなる。

日吉から飯田橋へ。編著『クチコミマーケティング 炎上から沸騰へ』仮 について、共編の、というか実質面は力を奮っていただいているUさんと共に、彩流社の編集者さんに面会。
今後の進め方などについて議論。
書籍が形になることは面白いものだなあと。
昨日思いついた、出版記念シンポについてもご快諾を得る。

飯田橋から水天宮へ。
メゾチントの巨匠、浜口陽三を記念する「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」へ。
浜口の独特なメゾチントを堪能し、地下にある企画展「千一億光年トンネル 奥村綱雄、Nerhol、水戸部七絵」を鑑賞。
時間の可視化と、そのありようの多様性について思いを致す。

その後に明治神宮野球場へ。4時間ゲーム、エラーとフォアボール、ホームラン、大量の残塁が錯綜する、まるでアマチュア野球のようなゲームを4時間にわたって楽しむ。最後はサヨナラ押し出しかあ。でもスワローズの若手及び新外国人の活躍は嬉しいな。

今日は大学へ。午前に八王子市シティプロモーション担当課長をはじめスタッフが研究室に御来訪。
八王子市のシティプロモーションアドバイザーとして関わることに。
ブランドを語れるものにすることなどを中心にいい議論になった。嬉。

午後からは、ゼミナール春セメスター最終日。まだまだ玉石混交ながら、8/1の島田市合宿ウェブ発表はよりよいものにしたいところ。

ゼミナール終了後、大阪の毎日放送から識コメどり。もちろん^^; 自治体動画。
夜は春セメスターゼミ打ち上げ🍺
みんな、特に今日は今回幹事ありがとう!
  1. 2017/07/26(水) 23:44:04|
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立川市役所

暑いね
意外といろいろしてる。
月曜日は立川で自治大学校の講義を70分4コマ。途中1コマ抜けということで、9:20-17:00まで拘束。1コマ抜けの間に、立川市役所に行ってきた。

市役所はメディアだと思っているんだが、その視点からは、立川市役所は散乱した印象。
例えば、市役所食堂って、いろいろ面白いこともできるはず。
ただ、坦々と安価なメニューを提供するんじゃなくて、「まち」を意識させる仕掛けも考えられるのに。
中学校の給食のフェアやってたまちや、地元食材について詳しい説明を入れながらメニュー紹介をしていたまちもあったし。
市役所食堂は3階にあったんだが、1階には障害のある方が働いてるカフェというか、ここでもランチメニューを出してる。
当たり前になってるのかもしれないけど、障害のある人が、どんな努力をしながら、楽しみながら働いているのかということをもっと伝えようとは思わないのかな。
なんとなく勿体無い。

工夫した婚姻届を提出した二人が写真を撮るスペースも用意しているけど、なんか端っこの方にあって、楽しいのかなあという感じ。このスペースだけでも物語の場としていろいろな発展が可能なはず。
お祭り?花火?への寄付も募っているようなんだが、それがまちのために、どう意味があるのかを明らかにせずに、ただ募集するのも残念。

市民憲章を浮き彫りにした金属板とか、市政功労者?の銅像とか、贈られた絵画とかもあるんだけど、「だから、立川市って何なの」ということを伝えようとはしていない印象。
市役所ロビーや庁舎そのものをメディアとしてキュレーションするキュレーターとか採用して、日常的に、編集意識を職員が持つと、職員も市民も来訪者もまちへの参画意欲って高められるんじゃないのかな。

立川での仕事を終えて新宿へ。既に18時ではあるが、コーヒーだけで、刊行予定の単著について出版社の第一法規の編集者、この本の図解を担当してくれるグラフィックレコーダーの4人で打合せ。

グラフィックレコーダーさんが来る前に書名でスッタモンダする。『失敗からひも解くシティプロモーション-何が成否をわけたのか-』という刺激的なタイトルが出版社から提案されたので、私としては、意図が違うとゴネる。
シティプロモーションってまだまだ走りながらであり、そんな断定的な成否なんてないだろうと思っているわけで。だから「わけたのは何か」とかいい加減違うと思ってる。

事例として取り上げたものも、失敗か確定したというより、解決すべき課題が存在するのではないか、という意図だし。
このままでは、どう見ても誤解とハレーションを呼び込む脆弱性の塊みたいなタイトルだよと。
まぁ、いろいろな保留付きの「失敗」であり「成否」であるというところで妥協して、
『「失敗」からひも解くシティプロモーション-何が「成否」をわけたのか』と「」付きで単純な意味での失敗や成否ではないことをなんとなく示しつつ、本文で「この本の事例のいずれであっても、失敗として確定したものは存在しない」という前提を置くつもり。

その後、和久井さんと原田さんと飲む。
で、飲みつつ話しているうちに、
『「失敗」からひも解くシティプロモーション』の出版記念のシンポジウムでもやりたいねということになり、だったら、同時進行している編著『クチコミマーケティング 炎上から沸騰へ』(仮)(彩流社)、昨年末に出した単著『シティプロモーションでまちを変える』(彩流社)、編著『ソーシャルネットワーク時代の自治体広報』(ぎょうせい)も連携させたシンポにしようかと話が広がる。

第1部は「本をつくるということ」をテーマに編集者の皆さんから提起をしてもらい、第2部は「シティプロモーション、広報と広告の関係性」みたいなテーマにしたらどうだろうとか。
第1部のターゲットは本を書きたい人や、編集者という仕事、編集者と著者の関係に興味のある人、第2部のターゲットは自治体界隈や広告代理店界隈の皆さんとか。

11月か12月にやりたいなあと思い、今から声かけや準備をしていくつもり。
一応乞うご期待。
火曜の話はまた後で。
  1. 2017/07/26(水) 23:39:42|
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地域魅力創造サイクルを、さらに精緻化

昨日から今日にかけて。
東京に行く時に、高速バスを利用するって記憶にないなあ。ふと思いついて乗ってしまった。あるいは初めてだったかも。
で、霞ヶ関のバス停から新橋へ。

シティプロモーション事例分析研究会。
昨日の研究会は、今井先生からの提起で、データオリエンテッドな地域課題解決について議論。
議論しながら考えたこと。
従来、私が提起している、地域イメージをブランド化(語れるものに)するための、地域魅力創造サイクルを、さらに精緻化する必要があるかもしれないなってこと。
従来は
人・物・事・場所・過去・政策という6種の魅力をもとに
発散→共有→編集→研磨という4ステージによるものとして
地域魅力創造サイクルを考えていた。
新しい提案としては、
人・物・事・場所・過去・政策・未来という7種の魅力をもとに
発散→共有→編集→浸透→確認→再(発散・共有・編集)という6ステージによるものとして
地域魅力創造サイクルを考えたほうが、
データによる確認と、それを基礎にしたリブランドを可能性を明確にできると考える。

もともとサイクルである以上、確認→再編集は組み込まれているわけだが、言語化しておいたほうが、明確になるしな。
ということで、このあたりを含め、ブランドメッセージをガチでテーマにして、さまざまなまちをネタに、次回のシティプロモーション事例分析研究会を9/2に行うつもり。
関心のある方はご連絡を。

研究会後に、国立西洋美術館のアルチンボルド展へ。
よく考え、アルチンボルドの人物、作品の周辺を十分に押さえた論文のような展覧会だった。

ホテルでの夜は、近くの百々亭で、いい蕎麦を堪能した後、『クチコミ 炎上から沸騰へ』(仮)の担当章を補正。

今朝は、世田谷。宮本三郎記念美術館へ。最近、個人美術館が気になっていて、いくつか意識して出かけてみようと思い、その口開けに。
裸婦を中心とした展覧会だが、個人美術館ならではの、時の経過による作品の変化を楽しめた。

その後に東京ドーム。時々、出かける都市対抗野球大会。
ゲームも興味深いが、プロ野球とは違う大音量の応援合戦が楽しみ。
まぁ、単純にチアリーダーをニコニコしながらみているオジサンというだけではありますな。
  1. 2017/07/24(月) 23:37:37|
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宇都宮で

昨日の話なんだが、宇都宮で栃木県内市町職員の皆さんと、戦略的広報の研修をしてきた(^-^)v

昼休み、受講者でもないのに、わざわざ来宇してくれた足利市の前川さんと、足利市のシティプロモーションについて議論。
特に「素通り禁止!足利市」とは何かについて。これ、ブランドメッセージとしては成立していないと私は思っていて、で、実際にも足利市は、賢明にもブランドメッセージとは言っていなくてキャンペーンコピーだと定義されてる。ここは大事だなと。

「素通り禁止!」によりハッとさせて、自由に思いを発散してもらい、発散された魅力を改めて編集して、足利市を語れるメッセージに再構成する、そのための運動を起動させるキャンペーンコピーなんだと。
実はここらへんは次の単著で書いていたこと。前川さんは既にそのあたりを見極めようとしてたわけで、恐れ入谷の鬼子母神ってところ。
これは「名古屋なんて大好き」ってのも同じ機能を持たせようと思ってるわけだ。

関連で言うと、次の単著では、島田市の「島田緑茶化計画」もブランドメッセージとしては成立していなくて、じつはキャンペーンコピーなんじゃないのとかも書いている。
ただ、島田市はこれをブランドメッセージだって言っちゃってるんだが。
だとすると、メインメッセージだろう「島田緑茶化計画」って言葉を支えるボディコピーがはっきりしないのは致命的ってことはないのか?
どんな島田市になろうとするのか、どんなことを考えている人がしっくりくるまちなのかがわからないままブランドって言うのは厳しいなあと。
緑茶化されるってのがわからない。
自然とか、健康とかの含意があるのかなあ。それにしては、税金使ってポストを緑色に塗ることとの関係が不明。ロゴ先行な気もしないではないし。
まずは認知獲得ってことで、認知獲得用のキャッチコピー、キャッチフレーズってことかなあ。
だとすると、足利市のように二の矢、三の矢が考えられているのかも。
このあたり、また取材してみたいところ。

夜は宇都宮から東京・虎ノ門へ。
WOMJメソッド委員会での編著について打ち合わせ。わちきは、自治体での炎上事例とか分析してる。主に志布志のUNAKO。
ってことになると宮城県の壇蜜さんの奴、どう考えるのってことになるわけだが、ま、認知取れればそれでいい だけじゃ寂しくはないかと。
今日はホテルで次の単著向けの2本のコラムをものした後、歌舞伎座へ。
海老蔵が加賀鳶では重さと軽さを使い分けつつコミカルに見せ、連獅子では巳之助もさりながら、決定的な迫力を見せる。幕が下りると、肌が粟立つように思われた。こういうのを見せられると嵌るのもわかるね。
  1. 2017/07/23(日) 11:35:05|
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新著に添える3本のコラム

連日猛暑ですが、今朝、一週間ぶりに向かった大学の朝、だだ広いキャンパスの、それも木陰は爽やかな風がしばらく流れて、心地よい時間になりました。

今日午前は新著に添える3本のコラムを研究室で執筆。できたと思って気鋭の編集さんに送信したのですが、夜になって編集さんから無情にも「あと2本あります、喝!」と言う趣旨のメールがあり、慄いております。

午後のゼミには素敵なお客さんにご訪問いただき、コメントなども頂戴しました。8/1 島田合宿でのネット中継付き中間発表を控えた学生たちにも刺激になったと思います。
その後、私の横で、3人の女子・男子学生が賑やかに貞操問題について語るなか、学生たちに合いの手を入れつつ、広報学会でのポスターセッション発表申し込みを、ボツボツと書くおじさんと化しておりました。

で、先ほど宇都宮に着きました^_^
ところで先日の北上でのフォーラムが地元紙で比較的大きく扱われたようです。
  1. 2017/07/19(水) 23:33:18|
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静岡県袋井市でのお仕事

夕方から静岡県袋井市でのお仕事
袋井市シティプロモーションアドバイザーとして、市民を中心としたメンバーによる「袋井市魅力創造のワークショップ」へ。
ワークショップとのことだが、今日は、河井としてシティプロモーションをどう考えるかを講義する感じ。

で、この後に、袋井市のご担当及び受託業者と打合せ。
袋井市は、地域の素敵な人を発見する「クラウンを探そう」キャンペーンなど、さまざま、面白いことをやっているんだが、どうも、取り組みが散乱している印象だったので、そのあたりをしっかり議論した。

取り組みを集約するための戦略指針、その重要な要素としての成功指標の定量化(河井としては「修正地域参画総量指標」を提起)も重要だが、
それ以前に、袋井市の地域イメージのブランド化(差別的優位性の明確化。袋井市とは何かを物語る契機となる言葉の確立)ができていないことが、やはり課題なのかなぁというところに落ち着く。

こういう素敵なまちだと推奨する、こういうまちをつくろうとして参加する、そうしたまちを作ろうとしている人に感謝する。
いずれも、まちのブランドが明確になっていないとやりにくいのじゃないか。まちの外のターゲットもはっきりしなくなるし。
最近、ブランドメッセージについては、あまり強く押し出していなかったのだが、袋井市のように「なんとなくいいまちだけど、どういうまち?」というまちには、やはり、市民がその形成過程も含めて納得できる形でのブランドメッセージ(メインメッセージ・サブメッセージ・ボデイコピーという構造としての)そのものも大事だと思う

富士市や北上市、那須塩原市などを考えても、そう思う。
  1. 2017/07/18(火) 23:32:20|
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きたかみ都市ブランド推進フォーラム

今日は浜松から岩手県北上へ日帰り往復。自宅最寄り駅から浜松駅への往復もカウントすると、1,498kmを1日で鉄路移動であります。

きたかみ都市ブランド推進フォーラムでパネルディスカッションモデレーターを務めてきました。
今日のフォーラムの目玉は、ブランドメッセージロゴの発表。
市民による各所での6000票余にのぼる投票の結果、北上で美しく咲くあじさいに舞う人物がモチーフされた、美しいロゴが最優秀となりました。
北上では既にブランドメッセージとして
・メインメッセージ
KitaComing!北上市
・サブメッセージ
やっぱり、北上だよね。
・ボディコピー
世界中のどこよりも、あなたにいちばん愛されるまちでありたい。
世界中の誰よりも、このまちで暮らすあなたと未来を歩みたい。
いつまでも誇れる北上のために、もっとふるさとに溶け込もう、飛び込もう。
一人ひとりの北上愛が、自慢のまちをつくる力になるから。
が、これもサポーター付き総選挙の結果として定められています。

この「サポーター付き」と言う特徴は市民の当事者化にとって特筆すべきもの。
そして、メッセージを明らかにして市民の気持ちを盛り上げた上で、続けて、ロゴを定めていくという二段階ロケット方式も、市民の意欲を持続的に確保していくために有効です。

実際にも、ロゴ選定の投票には、メッセージの時よりさらに多くの投票数がありました。
今日のお披露目にも、地元の新聞、テレビの取材もあり、地域の関係者や議員、職員、市民からも参加がありました^_^
パネルでは、このロゴをどのように活用することで、さまざまな意味で(まだ一度も来ていない人ですら)「【帰ってきたくなる】まち」を実現するのか、人育ちや「まち育て」をどのように行なっていくかを、市長もパネリストの一人として議論しました。

北上市のシティプロモーションには、もちろん、これからの部分もたくさんあります。
戦略指針の在り方や、ブランド浸透、インターナルコミュニケーションなどなど。
そんな意見交換も、フォーラム終了後に担当部局や受託業者さんと話し合うことができたのはよかったなと思っています。
  1. 2017/07/17(月) 23:29:51|
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新著と小平市

土日は自宅でした。
土曜は家事以外はいくつかの事務仕事。

日曜は
新著『「失敗」からひも解くシティプロモーション』について
・「はしがき」で「失敗」の意味を再確認したうえで、上から降ってくる「正解」ではなく、まちに関わる人を持続的に幸せにすることに繋がるのかの検証による「成功」を求める必要性を指摘し、
・最終章でポートランド及びニューカッスルアポンタイン&ゲーツヘッドから学べることとしての
①まちにとってのビッグ・ピクチュアの必要
②ビッグ・ピクチュアと個人の暮らしを繋ぐ物語の必要
③まちの「空気」「雰囲気」への想像力とリ・ブランド
④エンジェル・エフェクトに示されるまちを語るための楔(クサビ)の必要
⑤楔(クサビ)を刺しこむまちの歴史・時層を想起させる仕掛けの意義
について言及しつつ、追加執筆し、

新編著『クチコミ 炎上から沸騰へ』(仮)の担当章について、
・志布志市の動画が生まれざるを得ない状況を地方創生という考え方の偏りに求めつつ、
・ブランドアドボケイツの役割として「炭鉱のカナリア」と「ファイアマン」に求める内容をさらに強化・補正したこと
をメインに、

『シティプロモーションでまちを変える』の読者という方からの問い合わせ手紙への返信も。
那須塩原市の事例に関心があるとのことで、その意義などについて記しました。

で、金曜日には、小平市に行ってまいりました。
小平市には畏友も多いのですが、神山さんや高木さんにもお会いでき、平櫛田中弁当もいただいて嬉しいかぎり。
仕事はシティプロモーションと戦略広報についての若手プロジェクトチームへの研修。
ちょっと駆け足でしたが、なんらか意義あれば嬉しく。

その後、静岡県庁の若い友人とモルトバーサウスパークへ。少し久しぶり。
堪能しました。コールバーンとマドックモアというあまり一般的ではない醸造所の十分に熟した味わい。僅かに口に含むだけで、ふぅっと身体の強張りが解ける気がしました。
  1. 2017/07/17(月) 23:27:21|
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港まちポットラックビル

昨日は名古屋へ。
メインは大相撲名古屋場所観覧のつもりでしたが、仕事にとって大きな意義を持ったのが、名古屋市の港まちづくり協議会のある港まちポットラックビル。

ここで、1990年代に石川県鶴来地区で行われた、当初は現代美術家ヤン・フートを迎え、後期にはアートインレジデンスも加えてのアートフェスティバルのアーカイブ展
現在、雨後の筍のように生まれている、地域を舞台にしたアートフェスの嚆矢とも言える取り組みか。
鶴来をきっかけに何人かの美術家がそだち、うまれてはいるようだ。
また、アートフェスをきっかけに、当時、まちのなかで、さまざまな話し合いもあったようだ。
そのことが今、まちにとってどのような意味を持っているのか。
例えば、同じ石川県内の金沢現代美術館を鍵にする、まちの文化的な雰囲気を、地域間・時層間で受け渡していくようなポジションを持っているのか。
また、この鶴来アートフェスアーカイブ展を行なう3階の下、2階に展示されている、港まちづくり協議会の過去の取り組みも、連携して興味深い。
まちに刺さっている数多くの棘を、どう意識化し、今のまちを考えるときに意義を持たせるのか。いろいろと考える事も多い。
ま、なんのかんの言っても、結局は遊んでるだけではある。
  1. 2017/07/13(木) 23:24:06|
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シティプロモーション施策が依るべきロジックモデル

今日は、研究休暇である春セメスターで、自主的に定めている週一回の出校日。水曜日にゼミナール相当の時間を作って、学生たちの研究支援をしている。
その午前に来客対応をすることが多い。

今日は静岡県袋井市さんと、東京都八王子市さんが相前後して、シティプロモーション関連のご相談で来室。
それぞれの議論の端緒や経路は違うけれど、
結局のところ、アイデアや先行事例や何かやってる感があるにとどまる協議会めいたものやワークショップめいたものを個々に行っていくのではなく、
庁内や市民と共有可能な、シティプロモーション施策が依るべきロジックモデルを明確にすることが、まずは先行的に大事なのではと話しあう。
そのことが最も合理的かつPDCA可能な取り組みを実現させるよね、という話に着地する。減らせる仕事は減らそうよ、という話でもある。

朝が野菜ジュースとヨーグルト。昼が野菜ジュースとウィダーインゼリー。珈琲たくさん。夜にざるそば。この時間に少々空腹である。
  1. 2017/07/12(水) 23:22:12|
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埼玉県久喜市

今日は埼玉県久喜市へ。
久喜市で開かれた埼玉県市議会議長会第4区議長会 議員研修会で話してきた。

研修講演ではなく、舞台型の講演になると、どうも芝居がかった語りになるのは、自分ながら面白い。
声をどこで弱め、どこで強めるのか。どこで一拍置いて、注視させるのかとかね。
まぁ、そのぐらい考えないと、大きな舞台では他人事になっちゃうから。

ところで、この前に久喜駅を通り過ぎて花崎駅へ行ってきた。花崎駅から、炎天を20分も歩いて、サトエ記念21世紀美術館へ。
これ、埼玉栄高等学校や平成国際大学をたちあげた方のコレクションを基礎としているらしい。この方は、藍綬褒章をもらっているんだが、一方で巨額脱税で指弾もされてる。
まぁ、ありがちかなあと思っちゃう。
しかし、美術館での1時間半の間、私以外に誰も来なかった美術館だけど、中身はいいです。見応えあります。
おすすめです。ただし、車のほうがいいかと。
  1. 2017/07/11(火) 23:21:10|
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昨日は奈良

昨日は奈良。
朝、早起きして、秋に刊行予定の新著校正第一段階をなんとか終わらせる。ふぅ。

リフレッシュに、ROCOCOと言う雰囲気も味もいい珈琲店で時間を過ごしたあと新薬師寺へ。そう十二神将であります!
やっぱ凄いですな。
しかも、これらが作られた当時は繧繝ぼかしも用いた極彩色とは!
昼はふと見かけた店「お茶どころ はなや」で九割蕎麦。これも収穫。美味。
ご主人が話好きで、しゃべりながらの蕎麦でした。

で、昨日の本題は奈良県庁職員向けの広報研修。県内基礎自治体の皆さんにも開放、と言うことで、よく知った顔も多く(^^)
3時間座学バージョンなので、どんどん質問し、隣と意見交換してもらい、と言うことでアクティブなものにしようと取り組みました。
ま、悪くなかったかな。

その後に、枚方市さんとの打ち合わせ。なんだかたくさん話した気がする。研修講師の余韻かなあ。反応もよかったような気がするけど。

で、関空へから羽田へ。ロイヤルパークホテル ザ羽田は狭いけど、気持ちのいい場所。
アートにも心遣いされている。
  1. 2017/07/11(火) 23:18:56|
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公共コミュニケーション学会の総会及びシンポジウム

今日は新橋で公共コミュニケーション学会理事会を行った後に、午後から日比谷で公共コミュニケーション学会の総会及びシンポジウムでした。

シンポジウムは「地方議会における公共コミュニケーション」をテーマに。
この分野では多くの研究成果を発表され、これからが強く期待される若手の本田正美先生をキーノートスピーカーに迎えました。
本田先生の講演では、議会広報・議会広聴・議会広報広聴サイクルという点を、歴史的な議会改革の動きに関わらせながら、刺激的に語ってもらうことができました。

続いて、私がモデレートしてのパネルディスカッション。
松野豊さんによる、議会広報におけるセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングというアジェンダ提起を重要な論点として、
実際の議員活動を基礎とした説得力ある議論を展開した鈴木綾子江東区議、
ウェブを利用した議会・議員・選挙情報ストック型プラットフォームとしての「政治山」の意義を語る立石理郎さん、
画期的な議会広報紙である、さいたま市ロクマルについて実務的な見地から可能性を示したトッパン・フォームズの西村祐ニさん
という多士済々による意見交換に立ち会えたのは素敵な経験でした。

そのパネルディスカッションをグラフィック・レコーディングしてくれたのが、私のゼミ生でもあった、今はこの分野でも新進気鋭として活動する原田紘子さん。
さすがに、よくまとまり、振り返りにとって重要なものになるはずです。
  1. 2017/07/09(日) 23:16:54|
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遊んでいるからです。ごめんなさい

校正が進んでいないのは遊んでいるからです。ごめんなさい。
「遊びをせんとや生まれけむ」を旨とすることでご迷惑をおかけしております。

昨日は東京ミッドタウンへ。サントリー美術館の「神の宝 玉手箱展」。
これ、そう評判になってる展覧会じゃないと思いますが、相当いいです。
私がもともと「箱」「匣」「筺」「筥」(みんな「はこ」です)に惹かれやすい体質というのもあるんですが、そうじゃなくても相当ワクワクします。

次の予定に行こうと、乃木坂駅に入ろうとした時に発見!
こんなところにTOTOのギャラリー「間」。そこで建築家の坂茂さんの展覧会。
私にとって坂さんの名前は、東日本大震災や熊本地震の時の避難スペースと繋がっています。
体育館などの避難所でも、段ボールなどの簡易な材料で居やすい、寝やすい仕組みを短時間で造る提案をされ、実践をされる。
私も全く及ばずながら、ほんの少しだけ取り組みに寄付しました。
もちろん坂さんは世界的な建築家でもあるわけですが、そんなこともあって勝手に親しみを持っていたので。
展覧会も小規模ですが楽しかったです。
やはり素人としては、素材感とか自由さとかが目につくかなあ。

で、御茶ノ水ソラシティへ。
デジタルハリウッド大学院でエディラボ。
昨日は横浜市若草団地のプロモーションというか、課題解決というかについて、横浜市担当者の馬立さんにレクしてもらって議論。
高齢化率がとてつもなく高いのに、要介護率がとても低い団地。
このあたりの力を訴求することでいろいろな可能性もありそう。勉強になりました。
エディラボ後にメンバー有志とビール(^^)

そのビールの余韻のまま明治神宮野球場へ。
想定通り、スワローズは完敗。しかし、一塁側にビジターのカープファンの多いこと^^;
昔、ホームを持たないビジターだけのゲームをし続けるプロ野球チームを素材にした小説を書いて、「小説すばる」新人賞のそこそこいいところまで行ったことを思い出してしまいました。
校正もがんばります。ほんとです。
  1. 2017/07/09(日) 23:15:12|
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山梨県甲斐市にて

昨日は一日、山梨県甲斐市にて。
まず、9-12時。3時間(途中休憩10分間)という長丁場で幹部向けを中心とした講演。
最後の30分を除き、市長が聴講、副市長は3時間完聴とは驚いた。

午後は、13:30-16:30でシティプロモーション庁内メンバーによるワーク。
甲斐市のブランドブックを、甲斐市で幸せになる人達の「物語」として示すものにしようとの企画。
従来の地域魅力創造サイクルワークをさらに濃密にした感覚。今後に興味津々。

甲府駅での夕食は「おざら」(冷やしほうとう)。知らなかった。山梨では一般的なんだ。
昨夜美味しかった鮑の煮貝・肝煮をお土産に購入。
この鮑煮貝については、海の無い山梨県でなぜ?と思って調べてみると、なんと駿河国・駿河湾で採れた鮑を醤油漬にし、馬の背に乗せて甲斐国まで運ぶと、振動と時間で、ちょうどいい味に仕上がるとのこと!
富士市のシティプロモーションと甲斐市のシティプロモーションを繋げられないかな。
  1. 2017/07/08(土) 23:13:33|
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山梨県立美術館

昨日は慶應義塾大学日吉キャンパスへ。
依頼されていた博士学位論文の予備審査。審査をする側ではあるが、論文を読むことで多くの勉強にもなる。
アカデミックな仕事もしっかりやらなくては。

日吉から、特急あずさで甲府へ。
乗車中に大学から「至急」メール。事務処理系だったので、急遽、駅前のスタバでPCを開き対応。
で、ここで驚いたことに、モリサワの山下さんにばったり。一年ぶりぐらいに東京でも会わないのに(((o(*゚▽゚*)o)))

山梨県立美術館へ。特別展をみる時間はないので、コレクション(常設)展。
そう、ミレーの美術館です。
種蒔く人や落穂拾い。
私には、ミレーの病弱な最初の妻。結婚して3年で亡くなった女性の肖像画の印象が強い。
ミレー以外のコレクションにも、いろいろ面白いものがあった。
ただ、初期の大きな購入作品がミレーだったから、そのままミレーの収集になったということなのか、どのような経緯でミレーなのか。
そうしたことを山梨県という地域に関わらせて語る意図がどこにも見られないのは残念。
このことは、他のコレクションや美術館そのものにも感じられる。
また、駅から遠く、バスも疎らで、公共交通機関では極めて訪れにくい、車でしか行けない美術館は、地域の人にとっては他人事になりやすいということはないのか。そのあたりの工夫は別にあるのかな。

夜は甲斐市役所の皆さんと懇親。
鮑の肝煮というものがとても美味しかった。
  1. 2017/07/07(金) 23:11:38|
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昨日は掛川市へ

昨日は掛川市へ。
前回の幹部向けに続き、今回は実務担当者向けのシティプロモーション研修講演。
普段はなかなか無い自主的な質問もあり、素直に関心を表明してくれたのは嬉しい限り。
その後に掛川市のシティプロモーション戦略策定について、市役所担当者、知り合いの受託コンサル担当者とともにディスカッション。
今後の方向が見えてきたということで、よかったかな。
帰宅後は事務作業を坦々とこなしていく。

今日は大学へ。研究室で綾瀬市さんの訪問を受ける。今年、シティプロモーションに取り組むとのことで相談に応じる。
綾瀬市の場合は、
①自治体としての認知獲得、例えば企業との連携活用による「綾瀬市」周知
②庁内での理解を獲得し、事業部局の関与を高めるためのインターナルコミュニケーションを定義する内部指針策定
③綾瀬市を「語れる」場所とし、地域外ターゲットを明確化するための地域魅力創造サイクル実現、成果としてのブランドブック制作
④現状把握のための、綾瀬市の地域参画総量把握
の4つを並行して行なっていくことが重要ではと述べる。

午後はゼミナール。島田市での合宿における研究中間発表インターネット配信も視野に、研究の進展を図る。
その後、学生からの質問などに応じ、一段落した後には『失敗からひも解くシティプロモーション』(仮・旧『魔法の杖なのか』)の校正や、PRプランナー資格試験教科書の担当部分校正など。

前著『シティプロモーションでまちを変える』を読んだという、まったく知らない女子大生から「勉強になった、この点についての見解を問う」という趣旨の手紙が研究室に来ていたのは嬉しい限り。研究者冥利の一つだな。

さらに、第一法規出版の雑誌『自治実務セミナー』最新号で、なんと憧れの尼崎市長が、『シティプロモーションでまちを変える』の書評を執筆してくれたものを確認し、ニヤつく。
しかも好意的。
ええやん!
  1. 2017/07/06(木) 23:09:18|
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ギャラリーと出版と学会と

表参道のギャラリーニイクでの山路絵子「半夏渉」は不思議さがいい。最近の表情のある作品よりも、7年ぐらい前のミクストメディアの作品に惹かれる。

京橋のSILVER SHELL「張蕙敏Teo Huey Min -記録II-」は植物をモチーフにした白いオブジェと信楽の土の作品が気になる。外の喧噪とはズレて、抽象化された「死」がそこにある気がする。
ギャラリーやオブジェって、単なる風景にとどまらず、まちのなかで針みたいな場所として存在すると意義があるように思う。

その後に虎ノ門へ。私も編集に参加して出版するクチコミについての書籍打合せ。
原稿はおおむね揃ったが、全体のトーンあわせや、それぞれのポジションなど検討し、一部の書き換えを依頼してもらうなど。

高田馬場へ移動。駅前のカフェで単著出版する『シティプロモーションは魔法の杖なのか』(仮・だったはず)について、私から提出した初稿を基礎に編集者からさまざまご意見を聞く。
熱心な編集者で嬉しい。
ただ、悲報として(>_<)、タイトルが『魔法の杖』ではなくなる(涙)(T . T)
編集者はがんばってくれたようだが。

そのまま高田馬場で、常任理事に復帰した日本広報学会の常任理事会。
研究委員会委員長を務めることになり、なかなかのオーバータスクだが、まぁ、私のことなので笑って身をかわしつつ楽しくやれればいいかと。
  1. 2017/07/04(火) 11:07:58|
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福島県大熊町、浪江町、双葉町、南相馬市、相馬市、いわき市

昨日今日と福島県大熊町、浪江町、双葉町、南相馬市、相馬市、いわき市などを、行政経営フォーラムの福島例会として訪ねた。
福島例会は毎年開かれ、震災後は大熊町の状況をバスで訪ねた上で、会津若松市に避難している皆さんのところを訪れ、話をお伺いしながら、ごく短くではあるが楽しい時間を過ごすことが通例となっていた。

今年は趣きを変え、福島第一原発事故から6年を経過した現地を訪ねることを中心にした。
帰宅困難地域とされた場所には身分証明書を添えて入り、6年前の震災時の状況がそのまま、いや、その後の時間経過による崩れや植物による侵食が目立つ状況を見た。
汚染土が詰められた黒いフレコンが延々と続く有様も目にした。
震災に伴う原発事故、それをもたらした原発推進が何を起こしたのか、改めて目のあたりにする。
メガソーラーのパネルが広がる光景も印象的だ。

一方で除染を進めようとする努力や成果も確認できた。
また、津波の後に復興していこうとする町のようすもさまざまに見ることができた。なかでも4年前に訪ねた富岡駅の変化には本当に驚いた。
自動車が転落し、汚れまま放置されている、駅前の商店がすだずたになったまま時間がとまったような四年前。それが、綺麗に広々となった駅前ロータリーに変わっている。
新しい住宅も建てられ、建てられつつある。そのすぐ脇には壊れ放っておかれている建物もあるのだが。

こうしたなかで、南相馬市小高地区の有機農家である根本さん(81歳)のお話はとても力強かった。
「しっかりと情報公開して、かつ、手をかけて有機で、美味しいものを作れば、(今年から作りはじめた)酒米も含め、十分に購入してもらえる。
原発事故2年間、一生懸命に作った苗を刈り込む、すき込む無念は忘れない。
自分にとってやり甲斐のある仕事であることが大事だ。それができずに帰れないまま、意欲を失った、自殺した方もいる。
戻れるまでが、1年なのか3年なのか6年なのか9年なのかで全然違うんだ。」

見てきたものはどうしても建物であり、道路であり、防波堤であるが、根本さんの話からは「人が自分の納得できる場所で活きられるまち」の大事さを強く思った。行政の仕事はそれを実現することだろう。
私の仕事もそれに繋がるものでなくてはならないと考えている。
  1. 2017/07/02(日) 23:02:06|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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