河井孝仁のシティプロモーション日記とか

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NewcastleGatehead Initiative

ニューカッスルアポンタイン及びゲーツヘッドについて、NGIでのヒアリングを終える。
NewcastleGatehead Initiative のキャロル・ベル文化ディレクター及び担当者の方に話を聞くことができた。
文化がまちに及ぼす力。それをキャロルたちは象徴的にエンジェル・エフェクトと述べる。面白い。
ゲーツヘッド郊外に建てられたエンジェル・オブ・ザ・ノースはトリガーだ。
それまでにニューカッスル・ゲーツヘッドというタイン川両岸のまちを結ぶデザイン性は豊かなものの、橋梁建設を中心とする再開発では、有用性が前面に出る。しかし、エンジェルは言うなれば「無駄」なものに見える。
実際、エンジェル建設にはありとあらゆるところから批判があったと言う。この確執を乗り越えていくなかで、ニューカッスル・ゲーツヘッドの独自性をエンジェルによって象徴し、市民の刮目を生みだした。
エンジェルは外からの注目と評判を喚起し、市民は外からの評価によって自らを鼓舞した。
それをキャロルたちは「コンフィデンス」「アスピレーション」と言う言葉で表現する。
日本のシティプロモーションは、市民にコンフィデンス、アスピレーションを生みだしているだろうか。
その後、市政の政権交替で新たな政権担当グループからは文化予算の徹底的な削減が提案された。市民はその提案を強く批判し、自らの寄付やイベントなどの有料化による文化活動の維持、発展を貧富の差なく受け入れていった。
エンジェルエフェクトは市民の参画を促すことにも成功した。
ここでは、セレンディピティという言葉も用いられていた。
また、特に子どもたちを対象に、まちの素晴らしさを伝える仕掛けもさまざまに行われている。
こうした力も背景に、ニューカッスル・ゲーツヘッドはデジタルやメディカルな企業立地、高品質な雇用拡大も実現できている。
別々の自治体であるニューカッスルアポンタインとゲーツヘッドが連携できるのも、このような取り組みのなかで今まで培ったブランドによる。
連携を弱めることはブランドを毀損する。まちが連携できるトリガーとしてもエンジェルエフェクトは機能しているわけだ。
とても興味深いヒアリングができた。
ニューカッスルからロンドンへ。あまり考えずに乗ったヒースローエクスプレスの値段がめちゃ高いという痛手を負いつつ、再び、とてもとても狭いロンドンのホテルの部屋へ。
やはり、ちょっと体格のいい人にはとてもオススメできないが、まぁ、私にとっては十分。
テムズ川、ビッグベンやウエストミンスターなどを横目に見つつ、テートブリティンで、ラファエル前派、ターナー、ベーコン、ブレイクなどの珠玉の作品を堪能。その後にシティ空港、フランクフルト経由で羽田へ戻る。
ロンドンのシティ空港はヒースローに比べ圧倒的に小さいが利便性に秀でているな。
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  1. 2017/03/15(水) 22:34:00|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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