河井孝仁のシティプロモーション日記とか

大学の役割

9/24から大学での講義やゼミが本格化してきました。
地域メディア論では「そもそも『地域』って何?」という設問で、学生の頭を「異化」するところからはじめます。
コメントシートを読むと、しっかり食いついてきてる学生が多く楽しみです。

9/25は本格授業として3本目のwebメディア論。
水曜土曜1限という学生にとっては過酷な設定のため、毎年受講者は少数で今回も5名。しかし、そのぶん、意欲の高い学生が多く、議論の内容も濃くて楽しい授業です。
昨日は、グランズウエルの輪読第1回。
学生からもどんどん意見が出て、いい内容でした。

が、大学からは「人数少なすぎ、なんとかしろ」とのお達し。来年度からは3限あたりに移行しようかと。授業の性格は変わってしまうなぁ。そのなかで努力です。
  1. 2013/09/26(木) 09:42:42|
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e-society 2014

日曜、月曜は英文の論文執筆がメインタスク。

来年3月にマドリッドで開催されるe-society 2014にエントリーするため。日本における地方自治体のソーシャルメディア活用について分析したものです。
なんとか書き上げて電子投稿。とはいえ、そこそこrejectされるようなので、あまり期待していません。

国際学会のe-societyは、毎年、南欧開催なんですが、参加することになると2011年以来。これも、スペインのアヴィラという町での開催でした。
で、滞在中に東日本大震災が発災。学会どころではなく、PCにはりついて国外から情報収集していたことを思い出します。

帰国便のルフトハンザは、原発事故後の放射性物質の拡散の関係で成田ではなく、いったん韓国仁川に着陸。

原発がろくに動かずに猛暑を迎えた今年。この国では特に節電モードが喧伝されるわけでもなく。
汚染水をはじめとした終わりなき収拾に向けて、文字通り命をかけている人々がいて。

まだ日中の日向は暑いものの、彼岸も過ぎて、夏は終わりましたね。
  1. 2013/09/26(木) 09:40:26|
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安城市とアニメビジエンス

安城市に出かけてきました。
2013年度安城市市民協働推進計画スタートアップ・プログラム「職員向け市民協働研修」(長い^^;)のおしごと。

行政広報やシティプロモーションを「協働」の視点から解釈して考え方を話させてもらいました。
話していて、改めて考えることも多かったんで、よかったなと。

ただ、事例のなかにNPOとかではない、行政と企業の連携の話も多く紹介したからか「企業への委託は協働?」というご質問をいただきました。

それに対して「協働かどうかという定義をすることには意味がないんじゃないかなあ。設定した領域(battle field)で、市民の長〜い幸せをつくるために、自らに弱点があるなら補完してもらえる相手を探す。その相手がNPOの時も、企業の時も、他の自治体の時も、個人の時もある。
見つけた相手に弱点があるなら自らの力で補完する、相手に弱点がないなら自分でやらず相手に任せるってことでどうでしょう。

もちろん、連携する時には、一方向な資源や知識の移転ではつまらなくて、さっき紹介したSECIモデルに言う暗黙知の共同化や形式知の連結化ができる場がつくれているかどうかって考えれば面白くなるんじゃない?」と大意、言ってしまう講師でよかったのかは疑問ですな。

これ、午後だったんですが、午前には安城駅近くの南吉館という場所に。
シンクタンクの方と田原市のシティセールスについて、ごにょごにょ。ここでも、どうしたら、あなたが楽しいのっていうような話。

前日は雑誌「アニメビジエンス」の原稿4000字。
聖地巡礼も絡めつつ、アニメコンテンツと地域「振興」について書きました。
使った発想は、地域魅力創造サイクルと、地域人材成長システムなるもの。
自分としては面白く書けたけど、編集さんのダメだし待ちであります。
  1. 2013/09/26(木) 09:37:24|
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社会情報学会 9/17

社会情報学会。
ワークショップ「東京電力福島第一原子力発電所事故後の住民意識の諸相」を聴講。

職業ジャーナリスト、フリージャーナリスト+アクティビスト+大学教員、研究者という3名の発表者。コメンテーターは研究者。

私からは、原発事故に関わる情報発信において、マスメディアや研究者が、被災当事者を「代理」できる可能性と不可能性について確認し、不可能であるとするなら、マスメディアや研究者の役割は何かとの問いを行った。

今のところ、私のなかでも明確な答えはない。そうしたなかで、「当事者性の多様さ」「個別代理の不可能性」「編集という役割」「芸術という解決」などの言葉を想起している。

その他、基調講演 「知識形態の変容と民主主義の新たな問題点」森政稔さん。シンポジウム 「グローバル化の中の情報ガバナンスと民主主義」津田大介さん、庄司昌彦さん、上原哲太郎さん、保坂修司さんも、興味深く聴いた。

日曜は社会情報学会で「地方自治体のソーシャルメディア活用」を発表してきました。主に評価のフレームワークを提案。聴講の方も荒天朝イチにしては多く、質問もなかなかあって嬉しい限り。

コメンテーターを務めたセッションでは名大の福安さんの発表「観光情報の公開API化による地域PRモデルとその課題」に特に注目。
情報利用者の属性や志向に応じたダイナミックな情報発受信に発展させてほしいですな。
私の提起するポータブルガバナンスの基礎技術になるはず。
私としても勉強です。

福安さんの研究指導をされている安田先生は、私の恩師でもあり、会場でご挨拶できて、こちらも嬉しかったです。
  1. 2013/09/19(木) 07:23:17|
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札幌に来ています 9/12

札幌に来ています。
昨日は北大を訪ね、
石村 源生さんにお話を伺いました。

時間や敏感さによって、粘度・流動性の異なる組織内外のレイヤを、いわば編集によって繋ぐ役割として、広報・コミュニケーションに関わる仕事を鮮やかに切り取った議論は楽しいものでした。

夜は
松野 豊さんのリモートコーディネート(^ ^)で、江別や旭川、網走のみなさんと食事。
こちらもシティプロモーションなどをネタに盛り上がりました。江別の岡さんから、ゆるキャラ「えべチュン」が、何故か泣きながら食べているラーメンをいただきました。
なぜ、なぜ、泣いているのだ〜。

札幌2日目。
札幌市役所を訪ねました。
観光政策の目標となる指標を、入込客数などにとどめず、観光を契機とした内発的発展にまで視野を広げている凄さを教えてもらいました。
観光企画という発想のなかに、地域内の市民.企業.NPO交流の推進・地域の課題解決に取り組む人材の育成・市民による自地域の魅力発見とそれに基づく自地域推奨意識の向上、それらのトータルとしての住みたい都市の構築まで見通す戦略。
そのうえで「素敵なお言葉」にとどめない、インフラ整備からソフト施策までリンケージさせた具体的行動。
なかでも、地域内外の人々が、このまちの「風を感じる」ための施策展開を積極的に行うという考えには、とても多くのことを教えられました。

午後は、北海道庁広報広聴課へ。ここでも多くの学びができました。
もともと、北海道そうぞうラボをきっかけに展開された、クリプトンフューチャーズとの協働による初音ミクを利用したプロジェクトには注目していました。piaproを用いることでn次創作を前提とする開かれた協働のあり方として。
昨日は、それにとどまらず、北海道の魅力をソーシャルを利用し「ほっかいどう家族」として編集、展開する企画についても話を伺いました。
こうした道内の魅力や特徴を「緩やかに」編集する方法は、広域自治体に求められる部分だと気づかされました。

今回の札幌。多くの収穫をいただいたと思います。
みなさん、ありがとうございました。(^ ^)
  1. 2013/09/19(木) 07:20:49|
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焼津で開かれたゼミ合宿に乱入してきました 9/10

東京教育大学の河野 義広先生に、お招きいただき、焼津で開かれたゼミ合宿に乱入してきました。

まず、ご依頼を受けたシティプロモーションについての講義。
メモを取りながら熱心に聞いてくれた学生さんもいて、ま、よかったかな。地域研究されている方もいるとのことで、ご参考になれば。

その後、学生の皆さんの研究報告を聴講。

「研究のオリジナリティはなんですかぁ」「それを明らかにすることの社会的意義教えてくださいな」「その言葉の定義は、どう捉えてます?」など、弊ゼミをご存知の方は恒例の質問をちょこちょこ、させてもらいました。

でも、弊ゼミの時に比べれば格段に優しかったはずσ^_^;。
懇親会にも冒頭参加し、楽しく話もできました。

河野先生、学生の皆さん。
ありがとうございました。
これに懲りずに、今後ともよろしく。
合同ゼミもいいかなと思うのですが、ちょっと遠いですねぇ。でも、考えましょう。
  1. 2013/09/19(木) 07:18:43|
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磐田市の議員さんと話してきました 9/8

磐田市の議員さんと話してきました。駅前にあるモロッコ料理店でお茶。なぜ、磐田でモロッコ?。

まぁ、専門の行政広報とシティプロモーションに関わりつつの意見交換。
磐田の魅力を、行政主導ではなく、市民と行政・NPO・企業が多様なプチ魅力からブランドメッセージとして、編集していくこと。そのための仕掛けや指標の必要。磐田市の様々を、その魅力にどう繋げていくかを考えること。な〜んか、話しました。

写真は、今やJ1残留に完全に赤信号の灯ったジュビロのマスコットです。駅前で立ち尽くしておりました。
サポーターは勝ってくれと応援するわけですが、関係者はそろそろ、地域としてリスク分析、その対応を考える時期ですわな。野中郁次郎他『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』など参考に。
ま、やってるでしょうが。
  1. 2013/09/19(木) 07:17:27|
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鴨川へ行ってきました 9/5

鴨川へ行ってきました。
シーワールド…ではなく、天津小湊にある天津神明宮へ。

ここの神職の方が「輪廻のラグランジェ」鴨川推進委員会のキーパーソンなので。

輪廻のラグランジェって、googleさんで「輪廻のラグランジェ 聖地」で検索しようとすると「輪廻のラグランジェ 聖地 失敗」とサジェスチョンされます^^;

で、実際のところはどうなんでしょうとお話聞いてきました。

これが大収穫。
確かに「アニメの聖地として崇められ、若年男性巡礼客わんさ」といういうものが成功だとすれば、正直微妙かもです。

じゃ、やっぱりダメなのか。
違いますな。

まずは、巷間言われている鴨川市や地域団体がアニメを誘致し、作品内容にも介入して鴨川市をあざとく売るという構図は事実ではないわけですが。

そういう問題ではなく、鴨川では、天津小湊地域を中心として、
アニメという多様な可塑性・発展性・誘発性を持つコンテンツを契機とした、世代つなぎ、関係機関つなぎ、域内外つなぎ、人見つけ、人育ちが行われていたことの発見が収穫ということ。

アニメを無闇に前面に押し立てるのではない、アニメを風景化する、時層化することによる地域魅力(プライド)要素の豊富化への可能性が生まれていること。

それらを基礎とした、いわば「まち育て」の可能性がそこにあること。
そんなものを見つけられたのがとても嬉しい取材になりました。

より具体的な分析は、依頼されている『アニメ ビジエンス』という雑誌での原稿で展開したいと思います。

乞うご期待…してくれますか、と若干弱気にまとめてみました。
  1. 2013/09/19(木) 07:15:59|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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