河井孝仁のシティプロモーション日記とか

浅口市に行ってきました

岡山県の浅口市に行ってきました。
職員向けの広報研修でおしゃべりとワークをやってくれとのご依頼をいただきまして。

ワークは大事ですね。
最初のおしゃべりで伝えたと思ったことが、実際にワークしてみると「これ、何でしょう」状況がたくさん出てくる。
しっかり「身に入る」ためには有効だと思います
もちろん、もっと伝え方を工夫しなくてはいけないと言うこともあるのですが。このあたり、私のPDCAにもワークは重要。ありがとうございます。

浅口市は、2006年に鴨方町・金光町・寄島町の3町が合併してできた自治体。
例えば、こういうまちで自治体外からの定住促進を図る広報を行う時は、まず、自治体内を横断した「よし、やろう」って意識変容を起こさないと、自治体内部で他人事になっちゃうんだろうと。
内へのプロモーションも兼ねた方法が重要だろうなあ。
今でもマンホールには旧町名の鴨方がしっかりあるわけだし。





その後に、ご担当者からメールがあり
定員割れになることの多い婚活イベントの広報計画に、早速研修を役立てるとのご連絡。活用いただければ嬉しい限りです。
  1. 2013/10/24(木) 06:43:25|
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小松市に行ってきました

昨日12日に石川県小松市に出かけました。
市職員向けの広報研修講師を依頼されたためです。
担当の方からは「モチベーションアップ」を主眼としてというリクエストがありました。それに応えて、戦略発想以上に、広報という仕事がどのように自らの「育ち」につながるのかというところに重点を置きました。

市役所では、ピンクの色彩とキャラクターの「カブッキー」による案内サインが統一感を作っていました。正面玄関から入ったロビーは意識的にシティプロモーションコーナーとして活用されています。いったん奥まるので導線がどうかと思いましたが、観覧者は少なくありません。
これらは、市民撮影の写真展、市民出演のCATV番組放映、市内の建物への景観賞、ゆるキャラグランプリでカブッキーが北陸1位になったことへの市内園児のお祝いの絵などにより、多角的に市民の当事者化を実現していることが効いていると思います。

ただ、歌舞伎のまち、乗り物の町などの提示は、地域イメージが散乱するに止まっている印象はあります。編集・集約化が不十分ということです。
歌舞伎のまちと言っても勧進帳の安宅の関がある(駅からのアクセスはバスが2時間にに1本だし)、子ども歌舞伎が行われるということに止まるのでは、十分な差別化は難しいと思いました。また「今、そうである」というスタティックなイメージで、「どうなっていくんだ」というダイナミズムにも欠けています

これを、歌舞伎のまちにとどめず、勧進帳の富樫の持つ、侠気、優しさ、友情、知識、枠にとどめない交流への志向などを編集軸にしたブランドメッセージ作成につなげてはどうでしょうか。
富樫の勧進帳での振る舞いが「関所にとどめず交流を促した」と読めば、立地するグローバル企業のコマツや、小松空港にもつながります。記念美術館のある宮本三郎も「枠を越えた」存在として考えることも可能でしょう。
そうした「富樫」的存在を豊かに作り出す教育や育ち支援として、小松市の多様な取り組みを読みかえ、未来志向=ありたい小松市として提示することも可能だと思いました。

キャラも弁慶をモチーフにしたカブッキーだけでなく、当初は脇に、その後は徐々に主役にする形で認知を図るトガッシーとかを考えても面白そうです。京都や平泉の印象の強い弁慶よりも地元の富樫のほうが差別化が効きやすいように思いました。
「富樫のまちである小松市」をどのようにブランド化するのかは興味深いと思います。

そんなことを、市広報課との懇親の席で意見交換し、楽しい時間になりました。

12日は小松泊。13日は6時発の特急しらさぎに乗って静岡県島田市へ。
地域クロスメディアポータル「eコミュニティしまだ」の運営打ち合わせでした。岐路にある状況だと思います。しっかりと経営判断をしていかなくては、立ち行かないのは当然です。
その後は、市役所に伺い、行政広報メディア棚卸研究会です。今日は行政広報メディアとしてのeコミュニティしまだについて。eコミュニティしまだの強みとして地域ソーシャル情報のカバレッジと編集能力があるはず、ここが十分に機能すれば、行政オウンメディアの弱みを補完する形で協働も実現する可能性があると議論しました。
  1. 2013/02/14(木) 00:45:35|
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東大阪市で

昨日は大阪商業大学で、東大阪市校区コミュニティ・コンダクター養成講座「これからの“まちづくり” まちづくり未来塾の修了式に参加してきました。

京橋の立ち食いうどん「麺家」で昼食のあと、会場に向かうため、おおさか東線というJR路線、「放出」という駅で乗り換えたんですが、これ「はなてん」って読むんですね。難読駅名でした。

この未来塾は、事務局をされているNPO地域情報支援ネットさんと懇意にしている縁での参加です。自治会・町会を基礎に考えつつ、そこにどのようにNPOを組み合わせていくのかという発想を持ち、自治会の情報活用支援を行っているところはとても勉強になります。

14時開始だったのですが、1時間間違えて12:40には会場入り、さすがに早すぎたので近隣をくるくる回ってみました。
なかなか面白い場所です。エンパイアならぬエムバイアパーキング、唐突に呼びかけらられるハロー コサカ(あ、コサカじゃなくカワイです)、『Now Fresh』 Mandaiと主張の強いスーパー(ただ、貼り紙などはほとんど、Mandaiとしか書かれていないので主張を弱めたのかも)、当時の思いをそこはかとなく感じるグランプリコースの描かれた錆びたシャッター、しかし、そんなものには負けない「やる気スイッチON」

肝心の未来塾修了式は、13組の研究発表があり4時間かかりました。発表では課題として、広報の充実とか、自治会のオープン化とか、情報発信の拡大とか、告知の工夫とかが多く語られました。私が参加する意味もあったかもしれません。

また「まちづくり」という言葉もよく分からないところがありますが、地域の人々が持続的に幸せになっていくまち、持続的な幸せを目指すことのできるまち、その基盤となる土木インフラ基盤・商業産業基盤・人のネットワーク基盤をつくっていくこととして捉えることができたのも収穫でした。

本来は懇親会に出られれば、私が伺った意味ももっと大きくなったんだと思うのですが、研究発表がずいぶんと長引いたこともあり、記念写真撮影だけで帰宅しました。夕飯は鶴橋駅「浪速そば」での立ち食いうどんでした。

まぁ、私の出番は5分だけだったので、前日の深夜高速バス入りから考えると交通機関込みで22時間で5分の仕事というのもなかなかのものかなとは思います^^;

東大阪にて
  1. 2012/12/24(月) 11:14:39|
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会田誠展「天才でごめんなさい」

昨日、森美術館で開催中の会田誠展「天才でごめんなさい」を見てきました。
期待通りの内容。

作品ガイド機器を借りたのだが、これは正解でした。会田誠自身による作品説明が聞けるのですが、これが本気なのか、若干の「ずらし」も入っているのかなど、考えながら聞くことができます。

もともと切腹女子高生やジューサーミキサー、犬シリーズ、美しい旗(戦争画RETURNS)、巨大フジ隊員vsキングギドラなどの美少女の印象や自殺未遂マシーンのイメージが強かったのですが、今回はそれらに加え、いくつか新しい発見もありました。

戦争画RETURNSシリーズの書かれている画、というより、その展示方法。ビールケースだったかの上に鎮座しているというギャップ。
人プロジェクト2002の壮大な?アイロニー?にも「をを」という感覚を持ちました。
新宿御苑大改造計画は時間があれば、全部読みたかったのですが残念。みんないっしょシリーズでの福島原発事故への言及。
<電信柱、カラス、その他>は、ぜひ注意深く見られることをお勧めします。セカンドインパクト?。
美術と哲学シリーズでは笑ってしまいました。

一貫してコンテンツとコンテキストのズレをつくっているという感想を得ることもできました。
ということで、何回も、ニヤッとしたり、ヲっと思ったり、ふふ~んと考えたりと楽しい時間でした。

http://www.mori.art.museum/contents/aidamakoto_main/index.html
  1. 2012/11/25(日) 07:08:20|
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福岡市シティプロモーションを現地で

昨週末からシティプロモーションを中心とした調査およびヒアリングのため福岡入りし、昨日朝に離福、そのまま大学に出校しました。

福岡の中国・韓国との関係の強さには改めて刮目しました。日曜日も2000人規模の中国クルーズ船が入り、市内で旺盛な買い物の様子。それを目当てに市内大型電器店では中国語の呼びかけが繰り返されていました。

4月末に運用開始した福岡市・西鉄・西日本高速バス連携によるオープントップバスも体験。福岡市の高島市長がアナウンサー出身ということもあって力を入れたとか、バスアナもとても上手に市内を紹介。再訪を誘うような内容や、「いつも、このお寺では手を振ってくれるんですよ」など市民のホスピタリティの高さを訴求するなど、よく考えられています。従来、市内中心街の魅力ポイントは十分に観光客には注目されていなかったこともあり、こうした企画を始めたとのこと。

全国的にも大きく報道された福岡市職員による飲酒の上での不祥事の処理のために、広報戦略課でのヒアリングは予定より短時間に終わってしまいましたが、庁内へのインナーコミュニケーションについての課題、シティプロモーション評価のあり方など議論ができて、有用でした。(別に、担当者の方がメチャ美人(◎^^◎)だったからではなく^^;)

福岡市役所のロビーおよび情報センターは出色。全市的に押し出しているデジタルサイネージも双方向性や使いたくなるアフォーダンスのあるデザインが目を惹きました。情報センターも「いつのまにか」福岡市の多様な現状に気に留めさせるチラシや書類配置もよく考えられています。
ちょうど、市提供の無料wifiについてのデジタルサイネージ番組の録画も行われていました。その場で質問させていただき、wifi提供についても目標が明確であることに納得できました。

観光ボランティアの方による1時間の市内観光も体験。福岡と博多の関係なども興味深く聞きましたが、祭をきっかけとした地域愛着が、行政などが行う地域講座によって深められ、イベントなどの機会を得て、積極的に福岡市をおすすめする気持ちになるという流れが今後の示唆になったと思います。

http://www.city.fukuoka.lg.jp/promo/
ポータルサイトはもっと魅力的にはできそうですが。
  1. 2012/05/23(水) 07:28:44|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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