河井孝仁のシティプロモーション日記とか

グーグル・ビデオ・ストア

8日付けの日経朝刊なので、ちょっと前になるが、グーグルが個人制作映像コンテンツの配信を行うとの報道
個人制作映像の配信・販売は初めての試みとなるそうだ。

これは、まさに1/4付けのブログに書いた「イノベーション・ジレンマ」に関わるものかもしれないと思った。
個人制作の映像など、プロのそれに比べれば技術的にも、内容的にも不十分であるに決まっている。そんなものが普及するはずはないというのが、従来技術を基礎においた勝ち組からの発想だろう。

ところが、これが簡易、手軽であり、ある一定のニーズには十分適合するとなれば、(その技術的発展により、)実はその勝ち組=従来技術を片隅に追いやるものになるかもしれない。そういうドラスティックな可能性もありうる。

しかも、「ある一定のニーズ」には十分な可能性がある。例えばケータイ。

もちろん、ハードディスクやショベルカーと、映像コンテンツを同じ視点で見ていいのか、しっかり見極める必要はあるが。

今回のグーグル・ビデオ・ストアを「市民ジャーナリズム」という思考で分析しようとする論はすぐに出てきそうだが、それにとどまらないイノベーションの視座からも面白そうだ。

実際、販売の絡まない動画検索としては既にグーグル・ビデオがあり、これがけっこう面白い。なかでも、私は、何分もの長いものより20秒ぐらいのものを見たいと思いクリックしてしまう。これは、既にイノベーションのジレンマ的。

また、グーグル・ビデオから考えれば、むしろコンテンツそのものに金を払わせるより、勝手CMをつくってアフィリエイトで儲けるってのはあるんじゃないか。

で、それが私の専門である「eコミュニティ」にどう関わるかってことになると、グーグルを「eコミュニティ」でどう捉えるかってことにもつながってくる。

このあたりは、これからもしっかり意見を築いていく必要あり。(それなりに考えていることはあるけどね)
  1. 2006/01/09(月) 23:03:39|
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セクシー!

元旦の日本経済新聞、今年はIT系やデジタル系で「発見!」というものはなかった。

なかで、あらためての確認になったのが、「情報革命により企業蓄積型の暗黙知が重要性を失い、それが、終身雇用・年功序列破壊という制度変化への要因となった。」(青木昌彦・大意)との指摘。

だが、元日付け日経では、矢沢永吉の「でも、このカツカツ感、ギリギリ感を抱えた矢沢が、ファンにはセクシーに見えてるのかもしれないけれど。」とのことばが、いちばんの収穫かな。
  1. 2006/01/02(月) 00:28:50|
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河井孝仁

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自著(単著・共編著・執筆分担)

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